2022年5月15日日曜日

雨に濡れた5月の新緑 馬瀬川釣行

 

金曜日の夜、道の駅 パスカル清見での車中泊は雨でした。

川のせせらぎやそよ風、ろうそくの炎など、
雨音も自然界の不規則な「1/f ゆらぎ」として、
心落ち着く、そして眠りにいざなう音・・・なのですが、

如何せん、その夜は結構な雨量。
加えて、チンケな軽自動車の薄い屋根鋼板です。

雨音が大きくて、なかなか寝付けないのでありました。


その大き目な「ゆらぎ」に混じって、
この激しい雨の中、深夜は山奥の道の駅に、
一台の「やんちゃ風情」は車高の低いスポーツカー、
あろうことか、エンジンの空吹かしを繰り返しています。

も~う、なんのこっちゃ??


まあしかし、これも車中泊の醍醐味と諦めて、
釣行前夜は「眠れぬ夜」を過ごすのでありました・・・


翌朝は5:00。
うつらうつらの中、目覚ましにとどめを刺されて。

でも、雨は上がった様子です。


<さあ、谷に降りよう!>

先週も「夕まづめの釣り」は馬瀬川にて。
そのポイントの川上(かおれ)は2年半ぶりの訪問、
いつでも来れれる馬瀬川、と好釣果も後ろ髪を引かれての終了で。

今週はここ最近の行きつけのポイント、
大原を楢谷に向け、渓谷に下った釣り場です。

谷に降り立つ準備。
今朝は良く降った雨の後、
ぬれ落ち葉と土斜面は滑りやすく、
毎度の御用達は軽アイゼンをウエーディング靴に装着。

足元は万全でも濡れた若葉は新緑、
熊笹をかき分けての谷入りは、もう全身がビショビショ、
回復傾向のお天気ですが、カッパを上着に着込んで正解でした。

下り始めて直ぐ、川の様子が見えて来て。

濁流はコーヒー牛乳では無いにしろ、笹濁り、よりは濃い目な感じが。

さあ、果たして、如何な案配なのでしょうか?


<好調子は本日の大淵>

いつものように一旦は川を下って、
高巻きの後はせせらぎ街道の橋の下、落ち込み後の大淵から始めます。

いつもより川幅も広がって、流れはかなり激し目。
2つの落ち込みの流れ、その2つの白波の間をまずは狙います。

下から盛り上がる流れが見られ、仕掛けの着水直後はしばし停滞、
その後はゆっくり流下して、白波に誘われた後に高速で目印は移動します。

振り込み・引き上げを繰り返すこと数回、くくっのアタリです。

糸と穂先から伝わる脈動、その加減から塩焼きサイズでしょう、
それでも今日の激しい流れに乗ると、引きの具合は大きく感じられて。

拝顔できたのは7寸もののアマゴさんでした。
その後、この淵で都合4匹を。

「う~ん、イイんじゃないの、本日も・・・」

水の濁り・流れ加減から、心配された今朝の様子でしたが。


<ところが、そうは問屋が卸さなく・・・>

一通り大淵で出し切った感の後、川をさかのぼります。

未だに流れは激し目。
勢いからも、また、広がった幅からも、
7mの竿でも差せそうなポイント、それが極めて限られます。

そんな数少ないポイントでも、立ち止まっては粘ります。

激流直下の激しい流れは挑むだけムダと考え、
段々瀬の落込み前の受け、落ち込みの脇は手まえ側・向こう側と、
比較的に緩めな流れに的を絞っての攻めなのですが・・・
残念、結果無く。

先ほどの大淵が例外的な存在だった??


馬瀬川を登りに登り、とうとう、入渓点に近い棚まで。

このポイントで昨年の5月、8月と結果を出しています。

さあ、力が入ります!勝負所です!
本日は、如何に!

・・・棚中央の平らな流れ、そこから僅かに1匹。
う~ん、シブいっす!


<災い転じて・・・福の後に凶となり>

棚での釣果後に根がかりとなりました。
雨の後は流下物・堆積物が多いのでしょう、本日は根がかりが多いです。


糸を張る前に上流へ移動します。

・・・勝手がわかる通い慣れた本日のポイントです。
これから上流はセリ出た木々の多い、チョウチン戦の区間なのです。

天井糸を外し4.5mは水中糸のみ、穂先に装着して。

しかし、激しかった後とは言え、
雨と川魚は仲の良いお友達のハズです。
お魚たち、一体全体、どこへ行ってしまったのやら?


・・・拙い小生の経験からですが、

雨に関しては、降り終わり・ササ濁りの段階より、
振り始めは雨が川面を叩く、増水し始めの頃が良いような。

思うに・・・
増水でエサとなる川虫が流れ始め、
お魚たちは乱れ食い、その機に乗じての好釣果。

して、雨の上がった後はお魚達も既に満腹、
もう、ご飯はいらないよ、なのか?

じゃあ、先ほどの淵で釣れたお魚は??

食後のデザートは「別腹」な、我が家内の類(たぐい)?

もしくは、増水時には寝過ごして、
運の悪いことに、下手な釣り師が流すエサ、
タイミングと空腹が重なってしまった間の悪いお魚??

はたまた、どの世界にも居る、
前衛的で新進気鋭はアバン・ギャルドなお魚か???

・・・確かに、こんな雨後の激しい流れ、
その流れを横目に深い谷に入り込んで、釣り糸を垂らす変人も居ます。


川面を覆う新緑の下、薄暗い流れの下でのチョウチン釣り、
ここでも僅かに釣果は2匹のみ・・・

ほんと、この歳になっても、世の中、不思議なことが多いです。



チョウチン釣りは天井糸を外しての釣りでした。
濡れた細糸は水中糸が竿にまとわりつき、
シバくが為、何回か糸を引きました。

思うような結果に繋がらない釣果。
糸を引く手にも力が入ってしまい・・・

気付けば、竿の穂先は回転リリアンが。

短期は損気、ですね。
ここで今週末も強制終了でした。


<お久しぶりです、巡回さん>

川から上がり、せせらぎ街道の駐車帯で撤収準備、
その最中に漁協の巡回さんが来られました。

こちらの巡回さん、
以前は河原まで谷を下り、小生の釣り券をご確認、
険しい谷登りで集金袋を落とされ、
その後は運よく小生の退渓の途中、熊笹の間から拾った経緯があります。

「あの時はありがとうございました。
 昨年はお見えにならなかったようですが・・・」

「はい、コロナ禍で昨年は年券を買わなかったもので・・・」

ここ最近は落ち着いているコロナです。
斯様な状態が続くだけ続き、
早く本当にフツ~の生活が戻って頂ければ。

丁寧なお礼の言葉を頂いた後、小生も馬瀬川を後にするのでありました。


<データ>
●5月14日 馬瀬川 
エサ   :ブドウ虫、ミミズ
竿    :7.0m  渓峰尖 
仕掛   :針 吉村7号 
      錘 1B~2B号 
               天井糸   0.7号 1.5m
               水中糸   0.3号 4.5m
釣果   :アマゴ    7寸    1匹
                                6寸    3匹
                                5寸    3匹
気温   :12~18℃ 
天候   :曇り
表層水温 :15℃ 
月齢   :13.3















2022年5月8日日曜日

夕まづめの馬瀬川・朝まづめの小坂川

 

立夏を過ぎて暦の上では夏、陽が沈む時刻も遅くなりました。

それでも、夕まづめの釣り、それは忙しい釣りです。

日暮れまでの限られた時間での釣り。
川面を覆う日陰が濃くなり、お魚も警戒心が薄れ、その日は二回目のチャンス。

日が長くなったとしても、暗くなり始めてから日没まで、
その時間の長短に季節は余り関係ありません。

ミスが許されない夕刻、シビアに時間は流れます。


<夕まづめの馬瀬川上流 川上(かおれ)>

馬瀬川川上(かおれ)への到着は16:00でした。
2年半は久しぶりのポイントです。

GWも後半はお天気が安定して、
ここへ来る途中もR41は混雑気味でした。

この時期、夕まづめとは言え、空いているポイントは少ないのでは?

向かう途中はそんな心配をしていましたが、
金山からダム沿いに進むにつれ、川の水位が若干高いことが判りました。

「これなら、川上のポイント、イイんじゃなかろうか?」

小生の知るこのポイント、馬瀬川を渡河してアプローチします。
余り水位が高いと渡河は不可、逆に低いとご同輩の先客が。

渡れるか・渡れないか、このギリギリのラインが読みどころ、
きっと丁度いい案配と見越して。

ほら、思った通り!

しかしながら・・・

ここに至るまでの渡河ポイント、
2年前とは川の流れが変わってしまい、
以前はザラ瀬だったのがエグられて荒瀬に、
その激流横の護岸傾斜面を、慎重に進む必要が。

退路を考えると・・・
薄暗くなってからのこの「関所越え」、とても危険です。

納竿の時刻を17:30と心に決めて、
いざ!
短時間勝負は「夕まづめの釣り」、開始です。


開始の時点で既にポイントは山影の中。
釣れたお魚を撮影するのですが、シャッター速度が遅くってピンボケ・・・


落込みの上流は荒瀬、本日は水が川幅一杯に広がっています。

広がった流れが絞られて、落込みは淵の注ぎ口に集中、
対岸の岩肌に流量・流速のある流れは激しくぶつかります。

その対岸と白波の僅かな隙間に、
安全な範囲で近づいて、全神経を集中して振り込み・・・

よっしゃ!
良い「面構え」が出ました。


都合一時間強、あっという間に時間は経過、
もうそろそろ、退路が断たれます。

・・・この時間で5匹なら、小生的には上出来!

後ろ髪を引かれながらも、馬瀬川です、またいつでも来られます。
自分の心に、理由・折り合いを付けながら・・・


<朝まづめは小坂川 赤沼田>

馬瀬川を後にしてR41の萩原で夕食に牛丼を頂きます。
その後は飛騨小坂の「ひめしゃがの湯」へ。

赤茶けた錆色のお湯。

短時間の夕まづめ釣行でしたが渓流釣りです。
関所越えや神経を集中しての山釣り、
心地よい疲労が溜まります。

そんな釣行の後にはぴったり!
ここはお湯もぬるめ、いつまでも入っていられます。


心地よい温泉の後は・・・
道の駅は「はなもも」で車中泊、
程よい疲れと温泉で21:00には就寝です。


そして、よく眠れて、少し冷えた、翌朝・・・
目の前の小坂川で、朝まづめの釣り。


ここも2年ぶりです、
赤沼田の小高い林道から朝日で眩しい小坂川を望みます。

歩くこと、ポイントまで30分。


ところうが・・・

昨夏に大きな水害のあった小坂川、
いつもの入渓口・河原への降り口がありません。

・・・岩壁が大水で削られて。

余り崖の突端に立つこと、足場が脆く危険です。


どうにか降りられそうな清水の流れ込み、
そこを伝って岩壁をソロリ・ソロリと降下して。

あと僅かで降りられる最後の大岩、
乗った途端にグラリ!もう危機一髪!!

座が浮いていたのでしょう、びっくりしました。


河原に降り立って、改めて川の様子を伺うと、

以前は石河原であった場所が浅瀬に変わり、谷一杯に広がった流れに。

それでもどうにか対岸には、見覚えのある岩盤とその直下に早い流れが。

まずは様子見です、
落ち着いた緩い流れ、その深瀬から始めてみます。

昨夏の大水の後、アサシンさんが秋口に、ここ小坂川で釣られています。
そのことから、お魚は流されてご不在、では無いようです。
荒れた河原からは、直近でのご同輩の気配は伺えず。


朝まづめの釣り、
それは日の出の直後が良いと言われます。
お魚も警戒心が低く、きっと、お腹も減っているからでしょう。


しかしながら・・・
小生的には朝一番、いつもダメダメの結果なのです。

目印は見えないは、ライン・トラブルは多発するは、
錘ケースの蓋を回し忘れ、ぽろぽろと錘が落下するは(寝ぼけ気味?)。

果ては、何より、
悲しいかな、お年頃の小生です、
キジ打ちの回数、それが異常に多いンです、早朝は。


本日は既に7:00過ぎ。
でも、ダメですね、今回もナゼか。

いえ、ブドウ虫のエサにアタリ・感触は有るのですが、ノリません。
その餌をミミズに替えてみたら、

どうにか、5寸モノのアマゴさんが。
それでも、残念、お後が続きません。



お空は五月晴れの晴天、風はあれども微風。
緑が目に染みる、とてもいい季節です、初夏は5月の上旬。
釣果はともかくも、今の季節は渓流に出かけなきゃ、もったいない!


どうにか瀬の深場でもう一匹、6寸モノを追加します。

あれあれ、かわいそうに。
カワウにカジられたのでしょうか?
エラの直ぐ横に縦に2本、傷跡が見られます。

もっとも、釣り人に釣られちゃ、かわいそうも何もないか。


朝まづめも終焉、時刻は9:00を廻りました。

・・・実は小生的には、
ナゼか、いつも、これからがイイお時間なのです。
(体内時計が関係するのでしょうかね?)


さあ、ちんたら釣っていても、しょ~がない!
ここはサイズUPを狙うか!
いつもの岩盤、その直下の激流へ、重錘でネジ込んじゃるに!

2Bの錘を4Bに取り換えて、
長尺10m本流竿の真骨頂、遠投で激流にブチ込みます。

・・・細糸です、錘先行で沈むと糸絡み、そこは細心の注意を払って。


白波の向こう側に反転流が見られます。
仕掛けの打ち込みは、その境界線が狙いどころ!

して、錘も重めなら、エサも重めに。

今年も徐々に肥大化傾向です、自家養殖は郡上気良の天然モノ!


反転流で沈んだ仕掛け、2周り後、本筋に吸われた近辺から。

場は荒れてしまった小坂川のポイント、
それでも、この作戦は上手くハマりましたね。


天候不順のGW前半でしたが、後半は安定したお天気に。
若干の風が禍でしたが、
しかしまあ、それは初夏5月のいたずらです。

久しぶりの馬瀬川と小坂川、とても楽しい釣行でした。




<データ>
5月6日 
●馬瀬川 
エサ    :ミミズ、ぶどう虫
竿     :7m 渓峰尖
仕掛    :針 吉村7号
       天井糸 0.6号 1.5m 
       水中糸 0.3号 4.5m
       錘 B号
釣果    :アマゴ    7寸    1匹
                                6寸    3匹
                                5寸    1匹
気温    :20℃ 
天候    :晴れ  
表層水温  :14℃
月齢    :5.3

5月7日 
●小坂川
エサ   :ミミズ、ぶどう虫
竿    :10m  SGロング
仕掛   :針 吉村7号
                天井糸 0.6号 4.5m 
                水中糸 0.3号 4.5m
      錘 2B~4B号
釣果   :アマゴ     23cm    1匹
                                22cm    1匹
                                   7寸    2匹
                                     6寸    1匹
                                     5寸    1匹
                     ※寸表記はリリ~ス目測
気温    :10~20℃  
天候    :晴れ 微風
表層水温  :15℃
月齢    :6.3














2022年5月1日日曜日

奈良 大台ヶ原山麓 北山川釣行

 

いつも弊ブログにコメントを頂けるMorikyuさん、
以前に山本素石の小説・物語を紹介頂きました。

普段は全く本を読まない小生です。
若かりし頃は若干でも、それでもメインはマンガ本・・・

そんな小生でも、この渓流釣行が題材の小説、
はたまた、恐らくは筆者の実体験・ドキュメンタリーにはページが進みました。


時代背景は戦後まもなく。
京都市内に住む筆者は師匠の絵師と汽車やバスで行商の旅に。

舞台としてはまま、紀伊半島は和歌山・田辺の近辺が登場します。

食うや食わずの時代。
売れない行商の途中で野宿は当たり前。

渓流釣りも小生のような、のほほ~んとした「趣味の世界」では無くて、
その日の食事にありつくが為、生きるための手段なのです。

・・・そりゃ、腕前も上がりますよね。

実際に素石の小説、そこにこの北山川は登場しませんが、
同じ紀伊半島は険しくも水の豊富な山中の釣り場、
いつかは行って見たいと思っていました。


<遠路、風雨に打たれて>

お昼過ぎでの出立でした。
予報では雨は激しくなるとのこと。

川が増水して川虫が現地調達できないのでは?を思い、
午前中に春日井の釣具屋さんまでブドウ虫の買い出しに出かけたのですが、
GWの初日です、なんとすでに売り切れ。。。

しからば旅の途中、名古屋は北区の釣具屋さんで、
と考え立ち寄ったのですが、間が悪く大売り出しのセール中、
ブドウ虫の購入に30分もレジで並び待たされました。

その後の東名阪は風雨の中、前が見えずで皆さまノロノロ運転。

貧乏人のご用達は通行無料の名阪国道!

古い規格の自動車専用道は急カーブに同じく激しい風雨の中、
加太超え、伊賀盆地とここも皆さまノロノロ進み、
もう少しで奈良県の針ICで既に夕刻・・・

当初の予定では、道の駅「吉野路 上北山」で温泉の後に車中泊でしたが、
毎度の遠征は、なんのこっちゃ?

吉野のコンビニで釣り券を調達していたら、
道の駅到着は夜中の11:00でお風呂はお預け、
濡れた傘と履物で湿っぽい車内、そこでの今季初の車中泊となり候。
 
・・・もっとも、素石の野宿は雨漏りする山小屋での宿泊。
そこで火を起こしアマゴの焼き枯らしを作りながら、
濡れた着物を乾かし暖を取る一夜です。
そのことを思えば、雨風を凌げる我が釣行、誠に優雅な事よ!?



<雨後のひんやり、風の吹く翌朝>

昨日は都合250kmの走行、流石に疲れて良く寝れました。

雨の上がった翌早朝。
風はありますが、東の空からお日様が。

少し冷え込んだ朝です。
外気温は8℃、車内温度は1インチ?12.7℃でした。


道の駅はその横を流れる北山川。
昨夜は吉野川を登って峠越えでしたが、この北山川は熊野川へと続きます。

雨で増水の北山川。
ブドウ虫を無理にでも調達して正解でした。
この道の駅の横で釣り糸を垂れるのもイイのですが、
折角にも遠路を訪ねた吉野路です、まずはその周囲の探索に。

今少し北山川を下ります。
川幅は本流竿が十分に振れる広さ。
もう暫く下るとダム湖となる様子、河原の石も小粒です。

・・・あまり良い趣では無いような。

ここでR169を取って返して、支流の小橡川に折れます。
この小橡川、大台ケ原を源に川幅もあります。
大平瀬の集落を上がった辺り、朝一番はこちらで試すことに。


川は県道との落差も少なく、割とどこからでも入渓が可能。
ご同輩各位もこのことをよくご存知なのでしょう、
ここに至る途中に何名かとすれ違います。

その代わり谷の浅い川面です、
今朝の風は強めに感じられ、防寒にカッパを羽織って。

そんな中、早くも結果が。

少しづつですが、陽も谷間に差し込んできました。
助かります、もう、寒くて寒くて・・・

かじかんだ手での針結びとエサ付け。
毎度、ゆっくりな釣りペースの小生、それでも釣果が重なります。















・・・と言うことは、魚影の濃い小橡川、大台ケ原の恵み。


<少々お高めな釣り券>

釣果を重ねている途中、背後の県道からお声がけを頂きます。
漁協の巡回さんでした。

河原から一段高い県道に向け、巡回さんに日釣券をかざします。

「その券はどこで買われたね?」
と、念の入ったご質問を。

「吉野のローソンです。」
昨晩は遠回りして、温泉は諦めての購入でした。


券売所の少ない上北山村漁協さんです。
この吉野のローソンは唯一の24時間対応のコンビニですが、
ここから一時間半ほどの遠方は大阪・奈良寄りでした。

釣り客のメインは関西方面からなのでしょう、
お値段も3,000円と高めで。

「車はそこの尾張小牧のオレンジですか?」
ご確認・ご質問には念が入っています。


ここ上北山村漁協さんのみならず、
吉野川の川上村漁協さんも3,000円の様子、
ナゼなのか、関西圏はどちらも鑑札の値段がお高めです。

・・・これは全くの小生の勝手な「勘ぐり」ですが、
無券で釣りを為される方、多いのではないでしょうか?

漁協さんのご都合・経営方針もあるのでしょうが、
それでも日釣券が3,000円はかなり割高な感じがします。

結果として、無券で・・・


上北山村漁協さんはHPでの釣り場案内もしっかりと分かり易く、
その管内は入川口を知らせる看板が随所に見られます。

・・・小生がごとき腕前でもこの釣果です。
きっと放流事業にも熱心で維持経費が掛かることでしょう。

それでもやはり、釣り券のお値段、高過ぎるような気がして。
関西圏の方が美濃・飛騨まで遠征される理由、何となく分かります。

・・・そう言えば、
素石の小説には「釣り券」と言う言葉が無かったような。

もちろん、一昔前のお話です、時代背景が違うのですが、
いつのころから「漁協」という組織が出来上がり、
養殖・放流の事業を始められたのか?

いや、誠に失礼しました。
この辺り「高い、高い」と言う前に、小生は今少し勉強が必要ですね。


山深く水が豊かな大台ケ原の山麓です。















そこにも昔からの「人々の生活の営み」が垣間見られます。


<午後は北山川本流で・・・撃沈!>

午前中は支流の小橡川でがんばった後、
午後からは場所を北山川の本筋に河岸変えです。

・・・もちろん、お魚のサイズUPを目論んで。


北山川はR169沿いに流れていますが、
その谷の堀が深くて、「初めての一見さん」の入渓は集落近辺に限られます。

・・・何回か通って集落以外の入渓口、それさえ見つけられれば、
大きな可能性・自分だけの楽しみ、それが広がるのかも知れませんがね。

今回は西原の集落は「たね鮎屋」の裏手から入川しました。

本日の流れは雨後で激し目。

夏場はアユ釣りのポイントでしょう、
そんな早瀬と落ち込みを、本流竿と重量のある錘で攻めます。

午前中と違って数は出ないであろう本流です。
しっかりと、腰を据えて、振り込みを重ねます・・・


一度だけ、ミミズのエサにアタリがありましたが、
残念、すっぽ抜けのバラシは、それっきり。
都合、二時間ほど粘ったのですが。

川べりに咲くツツジの赤、それが目に沁みます。

支流での数釣りから本流でのオオモノを期待したのですが、
やっぱりそこは、のほほ~んとした小生の渓流釣り。

・・・素石のように、窮に入っての釣り、とは違い、
背負うものがいささか軽過ぎ、迫力に欠けますね・・・


前日の風雨と当日の冷え込み。
GW前半は遥々と遠路、紀伊半島の釣行でした。



<データ>
4月30日 
●小橡川
エサ    :ミミズ、ブドウ虫
竿     :6m 渓秀
仕掛    :針 吉村7号
       天井糸 0.6号 0.7m 
       水中糸 0.3号 4.5m
       錘 B1号
釣果    :アマゴ    7寸    1匹
            6寸    3匹
            5寸    3匹
                    カワムツ  6寸  1匹
●北山川
エサ   :ミミズ、ブドウ虫
竿    :8.5m  渓峰本流 
仕掛   :針 吉村7号 
      錘  B3号
                    天井糸 0.6号 3.0m 
                    水中糸 0.3号 4.5m
釣果   :ボ~ズ
気温    :8~18℃  
天候    :晴れ 風あり
表層水温  :13℃
月齢    :28.9