2026年8月30日日曜日

皆さま、お考えは一緒のようで・・・奥矢作 達原渓谷釣行



線状降水帯と言う言葉、
いつのころから使われ始めたのでしょう。

大雨をもたらす積乱雲の群れ。

木曜日は石川県と富山県で、
今朝に至っては福井県での発生です。



<雨量数値と実際の体感>

以前ですが馬瀬川上流での釣行時に大雨に遭いました。

降り始めはそれほど酷くも無く、
カッパを着込んでの釣行継続でしたが、
徐々に雨脚が強くなり吊り橋の下へ退避することに。

橋下への避難の途中は大粒の雨。

カッパ越しに体に当たるのですが、
それが”痛い”とは行かなくもその激しさ、
自然の繰り出すランダムなリズムに恐怖を感じました。

後から確認すると、その際の雨量が13mm/時間。

もちろん、
吊り橋の下にその雨量計が在った訳でもなく、
場所に依って降り方の差や、
数値と実際の乖離があるにせよ、
近辺のたった13mmであの感覚でした。

線状降水帯での、
時間雨量が100mm超って・・・

幸いですが小生は未だ、経験したことがありません。



<雨を避けての奥矢作>

どこで・いつ・どれくらい、
大雨が降りだしても不思議では無い今週末、
金曜日の晩は無理を避け、いつもの車中泊は取り止めに。

さて、
この不安定な空模様の中、
どこなら安全に竿を出せるのか。

肝心な行き先は釣り場の選択なのですが・・・

自宅から早朝出立は近場に限られます、
その行き先は前線に近い北への進路を避け、
東の方角は久しぶり、
恵那山の南側は奥矢作へとしました。


ネット全盛の時代でありますが、
ここは相変わらず、とてものんびりです、
今でも釣り券の販売は現地の店舗か個人宅のみ。


この時間で個人宅のチャイムを押すことは憚られ、
致し方なくは早朝から開いている釣具屋、
今の季節はアユの囮屋での購入です。

・・・実はこれが場所選びの2つ目のポイント。

ネットで釣り券が購入できない釣り場、
それは、きっと皆さま、
面倒っちくって敬遠されるのでは?

策士はそんな目論見の元、
購入した釣り券を手に、
上村川沿いは達原渓谷へ酷道418号を登ります。


<花崗岩の河原はチョット当てハズレ>

先週の週半ばは、
ここ奥矢作も雨でしたが、
その雨の降り方は若干控え目。

加えて花崗岩からなる渓谷は、
恐らくですが濁りも少ないのでは?


策士のその読み、半分は当たっていました。

全く濁りの無い上村川は、
もう少し流れに太さが欲しいところ、
残念ながら、魚影は薄い予感が漂います・・・

本日は背負うリュックにカッパを備えて重装備、
今にも降り出しそうな雲行きは湿った空気、
ただ、暑さが凌げる所だけは幸いです。

以前のように明治用水事務所横からの入渓です。


大岩を乗り越えての遡行は、日光の照り返しが無いことも助かります。


<沈黙の好ポイント>

入渓点から続く大岩区間は、
木立下に幾つかの”落込み&受け”が存在も、
ここからの手応えは本日と同じく以前も皆無でした。


この区間を登り切れば・・・


前方に見えてきました、
木陰下に深く入り込んだ落ち込みと小淵が。


10年前と変わらない渓相は小淵、
以前はここで必ず”結果”が得られました。

ただ本日、気になるのが・・・


木曜日はここ奥矢作も大雨でしたが、
金曜日に降雨は無く、
また、ここに来る途中、
駐車車両はご同輩の気配も無く。

さすれば、
懸念されるこのご同輩の足跡、
その痕跡は影響の少ない昨日のものかと。


セリ出す枝木を避け、
「竿を出すには、ここしかない」
のポイントには、まず、ご同輩の足跡が・・・


「う~ん、心得ているな、この釣り人。」

残念、往年の好ポイント、
そこからは手応えを得られず終いでした。


<限られた砂地、そこに続くは・・・>

その後も遡行を続けますが引き続きの無反応。


ただ、まあ、正直なところ・・・

夏の終わりの奥矢作 達原渓谷です、
その標高も数百mと抜群に高くも無く、
それを裏付けるように水温も20℃と高め。

無釣果は無くても、好釣果は望めない、
それを承知の上での入渓なのでしたが・・・


夏の厳しい陽は差さずとも、
風も無く湿度と気温の高い渓谷での釣り。

進むにつれ、
心の奥底に「ボ」の字がチラチラ見え隠れ。(笑)

・・・と申しましょうか、
花崗岩の隙間で目にする狭い砂地、
ほぼ漏れなく、そこにはご同輩の足跡が。


ここに至っては何と、
シカさんの足跡と入り乱れているじゃないですか!

結構、ハッキリ・クッキリな足跡、
ほんとに、これ、昨日のモノ??


<毎度、策士は策に溺れて>

手応えの無いままの遡行は、
前方にR418に掛かる達原トンネルが見えてきました。


先ほどから小雨でしたが、
この辺りから急に雨粒のサイズが大き目に。

確かここからトンネルの手前まで、再びの巨岩区間だったかと。
また、カッパを着込んでの今日の釣りは、
蒸し暑くて汗が止まりません。

「無理は止して、ここまでにするか・・・」

幸いにもR418へよじ登る体のいい退渓口も見つけられ、
残念ですが、本日の釣りはここまでとすることに。


R418をハスラーに向け、
上村川を下る方向で歩みを進めます。

すると、その路肩に・・・ヤラれました。(笑)


どうも、
駐車スペースの横を流れる沢、
そこからご同輩は入渓された様子です。


やはり、
あのハッキリ・クッキリな砂場の足跡、
それは昨日のモノではなく、今日はついさっきのモノ!

「自分より上流に停められた日にゃ、
 ほりゃ、気付かんわな・・・」


加えて、
もう少しでハスラーという、
明治用水事務所前の端の袂では・・・


入渓時には無かった駐車車両、
そこで釣り具を扱われるルアー・マンさんが。

「これから入られますか?」
の小生の問いに、

「いえ、上流に車を止めて、ここから入ったのですが、
 今日は水が低くてダメですね。」

な~るほど、
これで合点が行きました。

策士が皆無と思った先行者、
それがふたりもお見えとなれば、
小生が如き腕前では、ダメダメですわ。(笑・笑)


渓谷の湿った空気と岩を踏む感触は、やはり心を整えてくれます。

夏の終わりの渓流釣り、ほんと、難しいですね。



<データ>
8月29日 上村川 
エサ   :ミミズ、ブドウ虫
竿    :7.0m  翡翠 冴 硬調 
仕掛   :針 吉村7.5号 
      錘 2号
                    天井糸 0.7号 0.7m 
                    水中糸    0.3号 4.5m
釣果    :ボ~ズ
気温    :20~22℃  
天候    :曇り まま 雨
表層水温  :20℃
月齢    :16.4


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