2022年1月23日日曜日

ウエーディング・シューズ(釣り靴)の整備

 

もう間もなくで、渓流釣りが始まります。

春先から晩春にかけて、
ナイロン製のウエーダー(胴長)を着用する小生。

重くて動きにくい胴長。
冷え込むと腰に来るし、暖かいと中は汗まみれです。


でも、季節が過ぎると、
足元のオシャレ(?)は軽やかな、
ウエーディング・シューズ(釣り靴)に衣替えです。

・・・正直、シーズン当初の春先は、からっきし釣果が上がらないのです。
そんな冴えない小生に、メルヘンなシンデレラの「ガラスの靴」が如く、
この「釣り靴」が季節に釣果・幸運を運んでくれるのです・・・


そう考えると、
まだ出番まで時間があるウエーディング・シューズですが、
シーズンが始まっちゃうと忙しい週末、
宮仕えの身の上はお時間の無い平日と、
心行くまで道具の手入れ・整備が出来るのは今の内。


釣り靴はシマノのFS-002N。
先代の同型から履き替えて1.5シーズンが経過しました。

今回はソールの張り替えと靴紐の交換を行います。


釣行での使用では、つま先の紐、そこにはスパッツの留め金具を掛けます。

まだ靴紐に痛みは見られませんが、先代は2シーズン辺りからほつれが。
先んじて、今回のお手入れで交換します。

白黒のストライプは靴に付いてきた標準品、
手前側のきめが細かい紐は登山靴用、
双方長さは140cmです。

写真では判り難いのですが、そこは登山靴用、靴紐としては丈夫な紐です。

交換後の様子となりますが、標準品に見られた「より・くせ」も無く。

ふくらはぎを覆うスパッツですが、
これを使用しなければ、紐に痛みも生じないのでしょう。
でも、スパッツを装着すると水の流れの抵抗が減り、渡河&立込みが楽に。

また初夏まで使用するシマノのストッキング・ウエーダーWA-224J、
この薄いウエーダーの足すそ部分が覆われて、水漏れ・穴あきを防いでくれます。



次の作業は釣り靴の底、フェルト製のソールの交換です。

滑りやすい川底の岩や石、
その上を歩くがため、シューズのソールはフェルトで出来ています。
その為に、長期で使用するとフェルトがすり減って。


1.5シーズンの使用、
コロナ禍もあり釣行回数は少なかったのですが、
そこは釣れない釣り師の河原の徘徊、つま先側面の減りが早いです。

・・・これ以上の放置は靴側面のラバー部が岩に当たり、滑って危険かと。

この靴底とソールはシマノのジオロック・システム、
要はマジック・テープによる接合です。

過去に何度も交換したことがあり、もう、お手の物です。

靴の踵部分からソールとの隙間にマイナス・ドライバーを差し込んで。

あとは、指でソールのフェルト部をベリベリと剥がして・・・


新品のソールの貼り付け前には、靴底に溜まっている砂を掃除します。

ほんと、河原をよ~け歩いた証拠、新品に比べてペラペラです。

して、新品を靴底にハメあわせ、両手でしかっりとマジック・テープに接合。

交換完了、完成です!


このウエーディング・シューズはシマノのFS-002N、
アマゾンで検索したのですが、どうも廃番のご様子、
後継型式はFS-003Vで今月発売開始と。

002Nはソールがピン・フェルトのみの販売でしたが、
003Vは「ピンなしのフェルト」仕様が選択できるようです。

・・・あくまでも個人の、ショ~も無い粗忽者の経験ですが、
ピン・フェルトは水中の平らで斜度のある大岩で見事に滑りました。

やむなく二代目の002N購入の際は、直ぐにソールを張り替えました。
そう考えると、お金・時間にムダも無く・・・

シマノさん、ありがとうございます。


冬至から早一か月。
大寒も過ぎて若干ですが、日暮れの時間も延びてきています。

早く写真のような季節にならないものか・・・
待ち遠しい昨今です。




<渓流風景は春の長良川上流から>














2022年1月16日日曜日

関の孫六 刃物研ぎ

 

お正月はニジマスの燻製つくりで過ごした今年の年初でした。


相も変わらず、下手くそな包丁さばきでの「三枚おろし」、
一生懸命も悲しいかな、お魚の身も小生の心も、ボロボロでした。


・・・人は、特に小人は、
己が不始末を起こすと、他に原因を被けるようです。

「しかし悲惨な三枚おろしだ。
 このトホホなお魚の身は、「孫六」の切れ味、それが悪いのでは?
 いや、間違いない、きっとそうなんだ!」

と、言った具合、我自身に暗示を掛けるが如く・・・


そんな理由もありまして、また、あと一か月もすれば渓流釣りも解禁です。

今週末は釣ったお魚を川で捌くナイフと「男の料理」のお供は「関の孫六」、
その刃物研ぎにチャレンジしました。


・・・小人は毎度、何事もカタチから入ります。


河原で使用するナイフを以前に研いだ際は、仕上砥石だけでした。
今回はオオモノは「関の孫六」もお相手です、荒砥石・中砥石も用意して。

まずは洗面器に水を張り、砥石を沈ませ水を吸わせます。


プクプクと砥石から出る気泡、それが落ち着いたら・・・


まずはナイフから、荒砥石で研ぎます。
新年早々、心落ち着かせるは「書初め」の心境・・・


ナイフの刃は見ての通りの湾曲刃、加えて両刃です。
必殺仕事人?のように、砥石表面に水を垂らして、ゆっくりと往復。

進行方向は刃先と砥石が当たる角度、
それを15度で一定に保って(のつもり・・・)、
湾曲した刃先が順次で砥石に接触するよう左右方向は角度を変えて。

・・・これが結構難しく、メチャ、神経を使います。

次いで白い砥石は仕上研ぎの段階です。
スリスリ・・・鉄粉混じりは黒い研粉が浮き出てきます。


一応は完成のつもりです。

確認テストは紙質の均一なコピー用紙、
それに刃先を差して、ス~っと紙を切り下ろします。


う~ん、あかん、納得がイキません(涙)。

改めて「荒→中→仕上」の研ぎ工程を、一層に神経を集中して再トライ!


その甲斐あってか、うん、まあ、この切れ味なら・・・




次いでオオモノは「関の孫六」に着手です。

刃長の長さからナイフより難しいのでは?
そう思っていましたが、こちらは両刃ではなくて片刃です。

刃先のミョ~な湾曲も少なく、
砥石への刃面の密着、それさえ素直に留意すれば意外と簡単でした。

・・・プロがお仕事で使うモノ。
お手入れのしやすさ、それも考えてあるのでしょうね。


確認テストの切れ味、うん、申し分なく。


・・・しかしながら、この孫六の切れ味が良すぎて、
先ほどのナイフの仕上がりが気になり始めます。

もっとも孫六は鋼材、ナイフはステン材と差があって当然なんですがね。

孫六の用紙裁断の手応えが覚めぬうち、今一度、ナイフでも裁断を・・・


イカン、刃先に紙の破片が残っとる!
やっぱ、こんな仕上げには納得できん!

・・・イケません、Mで凝り性な我が性分、それに火が付いちゃいました。

机の前で前かがみ、ナイフの柄とエッジ、刃先の際に両手を添えて。
老眼・近眼のメガネ??ンなもの、しゃらくさい、外しちゃえ。


三度目の正直、これを期して、また荒研ぎから始めます。


先ほどより入念に、刃先が同じ角度で、順次に全刃長に当たる様に。
ゆっくり、ゆっくり、慎重に、慎重に・・・

砥石を中・仕上に交換して、同じことを繰返し、繰返し・・・


都合、小一時間・・・ああ、肩が凝りました。

して、確認の用紙裁断、その結果・切れ味は??


手応え的には若干、孫六に及びませんが、ここがもう限界かな??


釣ではないですが、久しぶりに「集中」した作業、
こんな「心のメリとハリ」って、まま人生には必要ですね。

・・・じゃあ、毎日の会社でのお仕事、それはど~なのよ??



<渓流風景は根尾西谷川から。
 ここ数年、こちらもご無沙汰です・・・
 毎年で訪れる高原川、小坂川も昨年は行けず仕舞いでした。
 もうすぐ解禁、今年こそは世の中も落ち着いた暁には行きたいです。>














2022年1月10日月曜日

迫る給湯器の決断

 

寒い日々が続きますが、今日、成人の日は少しだけ暖かい尾張北部です。

師走に洗面所のジャロジー窓へ取り付けた樹脂カバー、
その後も隙間風を防いでくれて、久々に良いDIYでした。


実はあのお話、伏線がありまして・・・

12月の始めの寒波、洗面所の床暖房を今年初めて使ったのですが、
あろうことかスイッチが入らなくて。

お風呂の脱衣所でもある洗面所です、これは困りました。

樹脂カバーの製作設置を急ぐ傍ら、
直ぐにガス機器の代理店に連絡、給湯器と床暖房を見て頂きました。

結果、何のことは無く、洗面所の床暖の配線のみ、その断線が原因で。


出張費は3,000円ほどでの修理代で助かったのですが、
その際に修理屋さん曰く、

「良かったですね、給湯器本体の故障では無くて。
 今、給湯器は品薄で、注文しても数か月待ちですよ。」

どうもコロナ禍と半導体不足が影響して、
新聞にもありますが電子機器類の入荷が思わしくないようです。

「今の給湯器ですけど、履歴を見ると12年ほど使われていますね。
 10年くらいが買い替え時なので、是非、ご検討ください。」

・・・商売上手な代理店さんです、後日で見積書をご提示頂きます。
これがまた、昨今の状況を反映してなのか、しかし結構な金額で・・・


お正月に帰省した家内が彼女の実家でこのことを話すと、
なんと偶然にも、実家の給湯器も調子が悪くて半年前から注文中、
未だに交換がなされず、ダマシだましでどうにか使用しているそうでした。


正月早々、暗い顔をして実家から帰宅した家内です。
もちろん、今のウチの給湯器ですが、故障をしているワケでも無く。

それでもまま、この冬の寒い夜、
洗面所と居間の床暖を入れ小生が入浴、かつ、家内がお皿洗いしようものなら、
お風呂は直ぐ横の屋外の給湯器、
ボ~っと大きな音と共に、洗髪中の小生のシャワーが冷たくなったりして。

・・・やはり長年の使用の為なのか、余り良い調子では無いようです。

今すぐには解決しそうにない給湯器の品薄状態。
ここ最近はオミクロンの脅威、それは、ますます長引きそうです。

壊れてもいないのに交換するのか?
でも、壊れてからじゃ、遅すぎる?
昔懐かしいPCゲームじゃないけれど、迫るは「提督の決断」??


この冬は手の甲のひび割れ・あかぎれも例年以上に酷くて。
・・・繰り返される手洗い・アルコール消毒から。

もっと困っている人々からすれば、当方はチンケで些細な悩みです。

それでもこのコロナ禍。
もうそろそろ、どうにかならないものでしょうかね?


<風景写真は北勢員弁 雪のサンクチュアリから>














2022年1月5日水曜日

この冬も燻製づくり

 

冬のこの時期、シーズン中に釣り溜めて冷凍保存したお魚を燻製にします。

冷凍庫には5匹のお魚が。

・・・いえ、これ、何もマウントでは無く、実はSDG'sの一環で??
8寸程度ではリリ~スしちゃう昨今、冷凍庫のお魚達は尺前後ばかりで。

一気に全部を調理しようと思ったのですが、
家内曰く、一度に全部は食べ切れない、それに燻製は塩分の取り過ぎ。
そんなことから6月は宮川下流で釣ったニジマスさん2匹の調理としました。


燻製缶はコールマン製で小さめ。
吊り下げるには8寸ならどうにか、でも尺はムリです。
結果は毎度、名刀「関の孫六」を片手に「にわか板前」はお魚を捌きます。


いつもの鬼門は「三枚おろし」。

まず頭を落として、次いで背骨の上側から包丁を入れ、
プチプチと、腹骨を断ち切るように・・・そうそう、良い具合、良い具合。

と、急に「孫六」の手応えが固くなりました。
あれ?おかしいなあ??
と思いながらも、後戻りは叶わず、少々強引にゴリっと包丁を進めます。

で、見事に刃先は魚体を抜けるのですが、それはナゼか尾ひれの下側から。。。
どうも、途中で背骨を断ち切ってしまった、ような。

本人は一生懸命なのですが、
毎度、ボロボロ、食べられるお肉も削いでしまった、トホホな仕上がりです。

・・・ひしひしと、世界に迫る食糧危機。
限りある資源です、サスティナブルな社会を目指さなきゃ。

しかし、釣行ではSDG'sを考慮しても、調理までには至らぬ我が腕前。
小生に釣られたお魚、それが浮かばれる日は、一体いつになるのでしょうか?


「三枚おろし」らしき状態のお魚を、次いでハーブ・アルコールに浸します。

2時間ほど冷蔵庫で放置して、いつもの7割がたの塩・砂糖水に漬け替えます。

塩味が濃いの家内からのご意見。
燻製ですが保存を目的としないので、塩分は控えめ・塩抜き時間も長めに。

その後はキッチンペーパーに水分を吸わせ、屋外は一晩の風乾工程とします。


翌日、燻製缶にお魚を並べて。

スモーク・チップを小皿に入れて。

燻製缶の底がボンベ室に掛からぬよう、
少しずらし気味にコンロへ乗せて、いざ、点火!



温度は80℃、先回は燻が浅かった、もう少し温度を上げるか・・・

火の番をしながら玄関先。
昨年の出来事・今年の抱負なんかを柄にもなく、
ぼんやりと思い考える約2時間の燻作業なのであります。


寒い寒い今年の冬、昼食は暖かい吉岡里帆さんをお供に。

燻製缶から煙が登ってきました。

風は冷たい北風、
それに乗って周囲に香ばしい香りが広がります。

小皿のチップを3回ほど、30分おきに交換して・・・
で、出来上がり!

今年の燻製、色艶は良さげです。
しかし、エラく縮んでしまった尺マスさん。
これひとえに「にわか板前」、彼の技量の無さかと。

丸々としたニジマスさんでしたが、これではイケません。
持続可能な社会の為にも、お料理・包丁捌きの腕前、これを上げなきゃね。

それでも、お正月で疲れた胃腸には優しい、薄味・風味で味だけは良かったです。