季節の歩みは早く、奥飛騨の渓流釣りは9月9日までです。
「そんなに早く、店仕舞いしなくても・・・」
残暑の厳しい尾張北部に住む小生なぞは、
そのように思ってしまうのですが、
改めて奥飛騨で一日を過ごすと・・・
二足ほど早いここでの秋の訪れ、
目に映る景色からも、早仕舞いには納得です。
<奥飛騨 上宝へのルート>
暑さ厳しい7月にも訪れた奥飛騨は高原川。
帰り際は駒止橋を望む坂道の途中、
「この夏に、もう一回くらい・・・」
そんな思いを抱きながらも、気付けば既に秋口は9月。
同じような距離の宮川下流には毎年のこの季節、
大きなニジマスを期待して訪れるのですが、
(結果は毎度、大きなウグイが現実で・・・)
高原川には足が向かなかったのです。
「金曜業務後の車中泊派」な小生が、
宮川に向かえても高原川を避けてしまう理由、
それは高山盆地の北側にそびえる山々の存在でした。
1,000m近い峰々は、
その麓に至るまでで、既に3時間を要します。
それを超えるルートとしては3つ、
いずれの経由も小一時間以上を要して、
業務後の疲れた老体?には酷なのでした。
そのひとつは、
R158で平湯峠を回るルート。
蒲田川や高原川上流を目指すならこのルートは最適なのですが、
行きつけのポイントは高原橋から浅井田ダム近辺から、
このルートはとても大回りなのです。
もっとも・・・
高原川での釣果が不調の折り、
逃げ場でもある双六川が近いことも理由かな?(笑)
高原川上流で深耕開拓も必要かな?
二つ目のルートは、
高山本線杉崎駅から登る県道75号線のルート。
飛騨市街を抜ければ道幅も広く葛籠折れは一か所のみです。
途中、神岡町山田から農道へ折れれば、
浅井田ダムの直ぐ下流の高原川に出られます。
峠を少し下った柏原での車中泊に、
あえて難点を申せばR41の抜け道から、
夜中でも交通量がそこそこあることでしょうか。
そして三つ目のルートは、
7月にも、また今回も使いました、
国府町から荒城川を経て大坂峠を登る県道76号線です。
鬼門は大坂峠の幾つかの曲道。
改めて今回は夜間に葛籠折れの道を登りましたが、
フロント・ガラスが立ったハスラーの弱点は、
運転席から右側Aピラーまで距離があり、
結果、峠道の急な右カーブ、その先が見えにくいこと。
ルートとしては最短距離なのですが、
運転には一層に気を使います。
<ターボ仕様の恩恵>
そんな酷な峠越えの存在からこれまで、
高原川釣行には一念発起?が必要でしたが、
今回の訪問ではあまり苦労を感じませんでした。
その大きな理由は・・・
Aピラーの問題はあるものの、
ハスラーのターボ、このお陰ですね。
峠道の登りは踏み込みが必要であったNA車(自然吸気車)、
そこに至るまでに約3時間の運転が必要ですが、
その長距離運転もターボ車は楽ですね。
今回の釣行に限らないのですが、
今シーズンは長距離の遠征が多かったです。
同じように、
行くには気合いを要した”木曽の渓”、
天竜川や遠山川、行っただけですが南佐久など、
長距離の運転は特に高速道路や峠は登りの多い道など、
そこでのターボの効果は絶大なのでした。
・・・まだシーズン途中ですが、
何となくでの今シーズンの”振り返り”。
秋の到来を感じさせる奥飛騨 高原川の景色、
それが斯様な心持にさせるのかも知れません。
この新型ハスラーのインプレは後日に改めて。
<釣り自体は実力です(笑)>
金曜夜の運転はがんばりました。
大坂峠を越えて入った奥飛騨は上宝、
農産物直売所での車中泊の朝は、
既に秋の気配でした。
雨上がり、朝霧の中で向かうは高原橋の下流です。
止水の分流を超えて至る高原川本筋、
入渓点から距離のある”落込み”への道程、
そこへの思いはひとつのみの”一発オオモノ狙い”。
秋雨前線と台風の影響は当初、
今週末は釣行自体を諦めかけていましたが、
予報が”良い側”へ大きく外れ、
目の前は渓流釣りには絶好、期待の高まる青く鋭い流れです。
着きました、
予想通りの状態は激しい流れの落込みです。
状況的には釣れるハズなのですが・・・
結果だけを先に申し上げると、
この落ち込みでの釣果は、お外道様を含めてゼロ!
う~ん、これぞ、世界の七不思議(笑)。
その上段から続く瀬は、
川中の岩の裏や流れの隙間に出来る淀みから、
ようやくの釣果が・・・
とても”一発オオモノ狙い”の状況には程遠く。。。
雲間から少しずつですが、青空が覗き始めました。
それからは上流に向け歩みを進め、
激しい流れの合間に点在する”緩め”なポイント、
そこからの瀬釣りでポツポツの拾い釣りなのでした・・・
<穏やかな日差しの下>
その後は場所を7月と同じ、
川魚料亭の脇から入渓する浅井田ダム上流のポイントへ移して。
”一発オオモノ狙い”の野望、
その時は未だ心の底にあったものの・・・
石河原で雲間から届く日光に晒されるのですが、
7月の状況とは大違い、
背に差す9月の陽差しはとても優しくて。
♬優しい 日差しの秋がくれば~
あなたを 忘れられるでしょうか~♬
お外道様を釣り上げた辺りから、
いつしか抱く野望もどこえやら。
秋の日差しは人の心を穏やかにします。(笑)
<アユ釣りはこれからが佳境>
竿を納めハスラーに戻り帰り支度、
その最中、一台のトヨタ車が降りてきました。
着替えを済ませた小生に問いかけられます。
「もう上がられますか?
どうでしたか、調子は?」
「ウグイの釣果だけでしたよ。」
「はあ?」
お話が通じないハズです。
ご同輩はアユ師さん、
垢の飛んだ神岡の状況から、
ここまで登ってこられたとのこと。
「ウグイが居れば、アユも居ますね。」
お気を付けてのご挨拶の後、小生は河原を出立します。
駒止橋の袂から高原川を望めば、
とても良い塩梅に見受けられるのですが・・・
残念なことがもうひとつ。
いつもお世話になっていた駒止橋横のコンビニ、
秋の訪れとともに閉店のご様子です。
9月は秋の気配、
人の心は”おせんち”になるようですね。(笑)
今シーズンはこれまでの奥飛騨 高原川、
また、来シーズンまで、さようなら。
<データ>
9月5日 高原川
エサ :ミミズ、ぶどう虫
竿 :10m SG ファイン・スペック
仕掛 :針 吉村8.5号
竿 :10m SG ファイン・スペック
仕掛 :針 吉村8.5号
糸 0.7号トオシ9.5m
錘 5B号釣果 :ヤマメ 6寸 2匹
5寸以下 数匹
ウグイ 数匹
気温 :17~20℃
天候 :曇り 後 晴れ
表層水温 :16℃
天候 :曇り 後 晴れ
表層水温 :16℃
月齢 :23.4
♬小さな釣り具屋さん SW工房 コマーシャル♬