2017年6月3日土曜日

高水・強風の高原川支流 双六川釣行

ご諸兄各位殿


<バ・カーナビ嬢>

”左折して下さい。”
妄想心をくすぐるおねえさんの声色で、カーナビが指示します。

もう既に数回は訪れている高原川。
カーナビのご案内は不要なんですが、運転中に手持ちぶさた、
釣行時にはまま、カーナビで行き先を設定します。

R41をひたすら北上。
高山の手前、久々野から平湯に向けて軽巡ハスラー号は舵を切ります。
ご案内の様子から美女街道からR158でしょうか?

・・・実は小生、自分の粗忽さ加減、アホ加減を棚に上げ、
彼女のことを密かに、「バ・カーナビ」と呼んでいます。

誰も選ばないような遠回りを指示したり、無意味に高速を使わせたり。
”目的地周辺です。音声案内を終わります。”
って自分勝手な!
ここからが核心、場所の詳細が解らないのに!

・・・ほんと、声色はそそるんですがね~。


だいたいにもって、今回の高原川への旅路、自宅から栃尾温泉まで、
到着時間が出発から5時間も??
何のこっちゃ?

”この先に踏切があります。”
「んな事、解っとるわい!」
”この先はカーブが続きます。”
「大きなお世話じゃ!」

・・・器の小さい小生、車の中で一人、ぶつぶつとカーナビに文句です。
見ようによっては、器の大小より心が病んでいる、と申しましょうか・・・

ところが、丹生川に入ってから、彼女が ”直進して下さい。”と。

「お?R158で平湯経由じゃないの?
  新規開拓の道か?
  おもしろい、おねえちゃん、よし、その策に乗った!」

・・・これがいけませんでした。。。

トヤ峠という、とんでもない細道曲道山道を、しこたま走らされ。
文句タラタラの仕返しを、彼女からしっかりと受けました・・・

お昼少し前、計ったかの如く都合4時間半の長旅で蒲田川に到着です。。。


<残念な蒲田川>



トヤ峠を下って高原川沿い。
ガソリン・スタンドで釣り券を買った際、
そこのおじさんが、
「昨夜は予想していた以上に、
雨が降ってね・・・
高原の本流は難しいよ。」

そのコメントのごとく、
蒲田川は笹濁り以上、
濁流未満の川の流れ。


・・・カーナビに続き、お天気でもヤラれました。

「上の方に行けば流れが小さくなるのでは?」
ロープウェイ乗り場まで登ったのですが、流れは轟音修羅場。。。
とても竿が出せそうにありません。


再度で蒲田川、高原川を下り。
上宝の道の駅でコンビニのおにぎりを食べ、暫し本日の作戦を考えます。
風が強く、雲の流れも速く、雨が降ったり止んだり、薄日が差したり・・・

さ~て、どうしたものか??

・・・自助努力では手立ての無いことを考えていたら、
うとうとと眠くなってしまい、車内で寝てしまいました。。。


<頼みの綱は・・・>

目が覚めたのが14:30。
雨は上がった様子ですが、未だ風はあり気温12℃、外は寒いです。

困ったときの「支流」頼み。
また今回も双六様に向かうか・・・ああ毎年、進歩がない。


その双六川、いつもの淵のポイントは渓谷に降り立って。

水量は今まで見たことがないくらい多いですが、色は笹濁り・・・
高原川、蒲田川に比べれば良い感じです。

ただし川幅が広がり、いつもの8.5mではポイントの届きそうに無く。
立ち位置が限られますが10m竿を選択。


夕刻まで時間も余り無く。

淵の中央はゆっくりと流れる流芯で。

アタリはあるのですが針掛かりはせず、
ミミズのみ囓られています。

もう少し目印下を長めに、
錘も1号からB1号に交換して。
エサのミミズも「全通し」で。


再度のアタリにアワせると・・・乗りました!でも、なんだかミョ~な手応え。


ヤマメさんの背びれにむなしく掛かった針を見て。
・・・双六川での粗忽、ズッコケ具合は今年も相も変わらず、デス。

落ち込み後の白波、その向こう側の反転流に振り込んで。


ビンゴ!来ました!
今度はまとも、そこそこの手応え!


細身ではありますが、8寸超えのヤマメさん、ここ双六川での平均サイズ。


確かに水は多いのですが、雰囲気からして、もっと釣れても良いハズですが。
先週の石徹白川と同様、今週末も上手い具合にはお後が続かずです。


そうこうしていると、頭上を黒い雲が流れてきて、またまた雨が降り出して。
・・・雷様が心配です。

時刻は16:45。
体も冷えてきたので少し早いですが、今日はこれで切り上げます。


栃尾温泉の民宿で温泉につかり、明日の作戦を考えます。

恐らくですが、風は少しは止んで、水も若干は落ち着くことでしょう。
運が良ければ天候も持ち直すのでは?

して、その出陣先は・・・
再度の双六川?目の前の蒲田川?それとも、高原川本流?
はたまた跡津川まで下ろうか?

さ~て、どうしたものか??

明日にゃ、明日の風が吹く・・・でキメましょうかね。


<データ>
6月2日 
エサ    :ミミズ
竿      :10m  
仕掛    :針 吉村7.5号、 天井糸 0.6号 4.5m
        水中糸 0.3号 4.5m 
         錘 1~B1号
釣果    :ヤマメ   24cm 1匹
         ヤマメ   目測7寸1匹 リリ-ス
気温    :13~15℃  
天候    :曇ったり降ったり日が差したりの強風
表層水温 :8℃





2017年6月1日木曜日

ナイロン・ウエーダー VS ストッキング・ウエーダー

ご諸兄各位殿


シマノのストッキング・ウエーダー WA-224Jを使い始めて約一ヶ月。
今の時期は快適です。


昨年まではこの季節、同じくシマノのナイロン・ウエーダー  WA-054I を
ウエット・パンツが心地よくなる手前、5月一杯まで使用していました。
暑くなっても、また、寒くなっても。


春先からの10回程度の釣行、丸3シーズンを過ごしてきたナイロン・ウエーダー。

下手クソ故、お魚が釣れないと被写体を求めて河原を歩き回る主(あるじ)。
また、珍しく釣れたとしても、ジっとしていられない性分。
あっちの方が、こっちの方が、もっと大きいのが、たくさん釣れるんじゃないか?

・・・いずれ、歩数が増えます。


双方、パッと見は同じようなカタチの履き物ですが、コンセプトと言いましょうか、
やっぱり違うんですね、使ってみると。

そこで良否を含め、以下は小生の勝手気ままな感想です・・・


<ナイロン・ウエーダー>

各社からナイロン・ウエーダーが発売されていますが、このWA-054I
(現在の後継は型式がWA-054Nでしょうか?)は生地が厚手な印象です。
丈夫さをウリにしています。

購入時に釣具屋さんで他と触り比べたのですが、頑丈そうな手触りでした。

長靴と一体となった構造。
その厚手の生地と相まって、さすがに全体的な重量感は隠しきれません。

普通に河原を歩いている分には差し障りは無いのですが、問題は退渓時。
時として、まま無理をしてでも急な斜面を登る必要があります。

一日のハードな釣行を終え、「重たい鎧」を着て登る急な斜面・・・
歳も歳。
正直、足が思ったように上がらないんですよね。


丈夫なウエーダーなんですが、ハードな使い方から今では水漏れが。
でも、枝木に引っ掛けてピンホールを開けた記憶は一回くらい。
主な水漏れカ所は両膝の内側なんです。

・・・「下町の玉三郎」は梅沢富美男さんの踊りのように、男と女、操り釣られ。
河原で内股、女形でナヨナヨと歩いた覚えは無く。
いやむしろ、どちらかと言えば痔が悪く、がに股歩きな小生なんですが・・・

両膝の内側に補強材が貼ってあると嬉しいです、シマノさん!
一人のユーザーの意見として。

何度も補修を重ねてはいますが、まだまだこれからも現役です。


<ストッキング・ウエーダー>

シューズ部は別体であり、また生地も薄手、防水透湿素材は軽快です。

夏のウエット・パンツで使用するスパッツを小生は靴上に巻くのですが、
これと相まってナイロン・ウエーダーでは躊躇する押しの強い流れにも、
水の抵抗が減衰され、果敢に突入が可能です。

これがナイロン・ウエーダーとの大きな違いでしょうか?

ただ、転倒時のウエーダー内への浸水は、ストッキング・タイプも危険です。
歳も歳。
そこはやはり、ムリの無い範囲で。


あえて難点を揚げるとすると・・・

ウエーディング・シューズを履くから、足先はクロロプレンでその中に靴下が一枚。
その外側はシューズに入り込む川の冷たい水。
春先の渓流、冷気がヒシヒシと足先に伝わります。

やはり今の時期、5~6月の水温が最適です。
ここだけは、先の長靴一体のナイロン・ウエーダーに軍配が。

後はこれから判明するでしょう、耐久性くらい??



季節はこれから暑くなりますが、少し先の秋、または来年の春を見越して、
ご購入を考えられているご諸兄へ、そのご参考になればこれ幸い。


・・・明日は早起きして、奥飛騨は高原川、一泊釣行です!




2017年5月28日日曜日

季節はずれ?寒かった石徹白川釣行

ご諸兄各位殿


どんよりとした空。
深い山に挟まれた渓谷から覗く狭い空、そこを灰色の雲が流れていきます。


「今朝は冷え込んだね・・・」
桧峠を石徹白に降りてから、日釣り券を購入した養殖場のおじさんの言葉。
最初の写真は石徹白橋、その上から見た石徹白川。

昨日は雨。
今日は雨の直後、期待して訪れたのですが・・・
寒い上に風があり、難儀しそうです。


<石徹白川 新規開拓>


林道の入り口脇には「立入禁止」の看板。
仕方なく、徒歩で石徹白川添いに。
この石徹白橋から下流では過去に何回か竿を出したのですが、上流は今回が初めて。

どんな風景、渓相、お魚、
そして冒険が待っているのか?
新規開拓のお楽しみです。



途中、川に降りて川虫を捕まえます。


流れの早い小さな落ち込み。
そこの川底の丸石をひっくり返すと・・・
主に元気なオニチョロが取れます。

ただ、中にはこんな小さなお魚も。
先月の末、GW前半戦と称して、
庄川の支流、一色川でお目に掛かったお魚と似たような風貌。

「絶滅危惧種」だと後味が悪く、
川にお帰り頂きます。
でもこのお魚、
岩をひっくり返す都度2匹、3匹と・・・
こりゃ違うな。
もう一方のお魚「アユカケ」かな?

暫く河原伝いに駒を進めます。




<生命力の強さ>

これは小生が「どんくさい」からなのかも知れませんが、
石徹白川の浅瀬・水辺は歩きづらいです。

川の中、大小の丸石が重なり合っているのですが、何となく座りが悪いような?
こんな沈み石の河原は他でも良く見かけるのですが、ナゼでしょう?

思うに、石と石の間に入り込んでいる土砂が少ないような・・・
地質的に?それとも、頻繁に川が氾濫して??


そのためなのか、川の真ん中に倒木が。
その川の中の倒木、近づいてみると・・・


木の根の部分は川の水の中、
下半分ほど沈んでいます。

水から上の部分は、
根と根の間に岩を巻き込んで。

そして、驚いたことに・・・
枝から新芽が吹いています。
なんとも、まあ、青々と・・・




自然の神秘、木の生命力、その強さを感じます。


<お久しぶりです、オオモノさん>

今暫くさかのぼり、こんなポイントから・・・


川の左右、どちらかに存在する深場、そこを浅場から攻めます。
小さな川の中の段差・落ち込み、その前の受けから。


ここ石徹白川は日本海側。
赤い朱点の見られない、小さなヤマメさんです。


大岩の裏側。
少し流れの緩んだ深めのポイント・・・臭います、必ず何か居る!

ミミズをエサに振り込み、流すこと2回目。
まま風がありアタリが上手く読めません・・・
先ほどから目印が流れない・動いていないような。

何気に竿を上げてみると・・・ありゃ?掛かっています!

いけません、これが結構な引き具合、竿が撓ります!
尺??いや、20cm台後半??

暫しのやりとりの後、徐々に引き寄せます。
目視の段階でも良いサイズ!
こりゃ、久々~!ヒャッホ~!!


・・・いえ、いいんです、ウグイさんと比べれば。。。全然。
折角の山の幸、それに良い引き具合でした。
しっかりと、針を飲まれて・・・


<結構、歩きました・・・>

再び林道に上がり、上流に向け歩き出します。

木陰の向こう側、川の対岸のキャンプ場にはたくさんの家族連れが。
その賑やかな場所をやり過ごし、斯様な広い流れに至りました。

対岸の石垣直下には深め、緩め、静かな流れが。



そこを川虫はオニチョロを使って。

アタリです。
アワせると・・・手応えから、サイズはそこそこでしょうか?
でも、メチャ走ります!川の中、上へ下へ元気良く。


上がってきたのは・・・20cm超のお腹の膨れたイワナさんでした。

延々と続く石垣際の流れ。
上流に向け同じようなイワナさんを期待して、釣り上がるのですが・・・
残念、後が続きません。


こんなテトラポットの残骸が何個か転がる川の中。
よもや、の時は、こんな巨大な構築物も流される・・・石徹白川、侮れません。


<健康維持も目的半分>

時刻は15:30。
帰路の旅路を考えて、ここで退渓、林道へ戻り川添いに下ります。

徒歩でハスラー号へ戻る林道の途中、
青い軽トラの石徹白漁協の巡回さんとすれ違い。

巡回さん 「どうです?釣れましたか?」
小生   「大きなニジマスが釣れたんですが、イマイチ、数が・・・」
巡回さん 「そうですか・・・」
小生   「ところで、軽トラですが、この林道、車の乗り入れはOKですか?」
巡廻さん 「ええ、問題ないですよ。」
小生   「・・・・・」

・・・しかしまあ、のんびり、釣り場で待っている楽しい出来事、
それを考えながら自然の中、ゆるりと林道を歩くことも、またオツなものかと。

・・・今日のような、貧果の退路には堪えますが。





(小生的に)釣果イマイチの石徹白川、でも、綺麗な川です。
だから、来ちゃうんですね。





<データ>
5月27日 
エサ    :ミミズ、川虫
竿      :8.5m  
仕掛    :針 吉村7号、 天井糸 0.6号 3m
        水中糸 0.3号 4.5m 
         錘 1~B1号
釣果    :ニジマス 28cm 1匹
         イワナ   21cm 1匹
         ヤマメ   目測5寸1匹 リリ-ス
気温    :8~15℃  
天候    :曇まま小雨と日差し、風ばっか
表層水温 :10℃


支流の前川ではフライ釣り。





2017年5月21日日曜日

今年も長良川 サツキマス釣り

ご諸兄各位殿


朝の郡上美並は長良川河畔。
天気は快晴・・・今は涼しいですが、日中は暑くなりそうです。

金属製の竿の穂先、半ひねりぶしょう付けでトオシ仕掛を結わえます。
糸は管釣りルアーはリール交換の余り、VARIVASの4lbは0.7号相当。


時刻は6:30。
長良川鉄道は赤池を出発した気動車が長良川の鉄橋を渡ります。
遠くからガタン、ゴトン・・・のどかです。


<今が季節のサツキマス>

昨年、初めて挑戦したサツキマス釣り。
都合、4回ほどトライしたのですが、結果はト~ゼンのボ~ズ。

・・・そんなに簡単なターゲットじゃ無いことは百も承知。
そして、今年も懲りずに。


実は今朝、第一候補のポイントを訪れたのですが、既に複数のご同輩が。
昼食のおにぎりを買ったR156沿いのコンビニ。
そこの店員さんのお話では本日、キングサイズのミミズは既に品切れ。
・・・納得です。

巡り巡って落ち着いたここも、駐車スペースに2台の車がありましたが、
到着時に都合良く1台が立ち去られ、もうお一人のお姿は見受けられず。
・・・既に上にさかのぼられた?


案の定、河原の砂地には、既にご同輩の足跡がたくさん。
一体全体、何時から始められているのか?
のどかな朝の風景に似つかわない・・・まったく感服する次第です。


<さあ、始めましょうか・・・>

今日の長良川、渇水気味です。
それでも清流大河の中流域、極めて押しが強く。
また、その押しの強い流れが釣りのポイント。

糸を竿の穂先に結わえ、流れを見ながら錘を選択します。

基本はB3、それにもう一つB3もしくはB2を連結、もしくはB4一個かな?
蒸気機関車の二重連結じゃないけれど、斯様な重量級編成での運転です。


エサはミミズさん。
錘下の糸、目印下も長めに取って。
長尺本流竿を川に目がけて振り込みます。

竿を上げて目印を立てて糸を流れに馴染ませます。
ままゴツゴツと川底を錘が這う感触が竿先から・・・少しだけ穂先を上げ下げ。

ひとつの同じスジで最低5回は流します。
その後に徒歩で少しだけ上流へ移動、良さげなポイント、スジに振り込み・・・
Mな性分の小生は慣れっこですが、ストイックなサツキマス釣りはこの繰り返し。

・・・と、自分勝手に理解。
サツキマスさんが釣れた暁に、この方法の正否・解答が解るのかと。


<季節は既に初夏>


陽が高くなってきました。
予想通りです、暑いです、ピ~カン、汗だく!

”ピ~ッ!”と甲高いホイッスルの警告音が。
見ていると気持ち良さそうです・・・今日ばかりは、あちらの方が楽しいかも。


アタリらしきものは、ままあるのですが針には乗らず。
きっと小物でしょう。

重量級の錘での釣り、根掛かりが良く起こります。
そこを契機に、試しに針を8.5号から7号に落としてみると・・・
ズバリ!
アタリの犯人が確定です。


押しの強いキツ目の流れを狙っているのですが、意外に川底は緩流??
そこから、こんな小さなお外道さんも。

体が小さいから存在可能?
だったら小アマゴさんでも良いような・・・


ウグイさんを見かけると季節は夏、そんな印象です。


<皆様もご苦労されているようで・・・>

お昼前、漁協の巡回さんが来られました。

巡回さん 「調子はどうですか?」
小生   「いや~、全くです・・・」
  と照れ隠し笑い。
小生   「他の皆さんは如何ですか?」
巡回さん 「みんな難儀しとるに。どこでよ~釣れるか聞かれるけれど、
      そんなこと、知っとったらワシが一番で行きますワ。」
  いや、確かにそうですね・・・
  他のご同輩各位も本日は厳しいご様子です。

巡回さん 「そこで草刈りするんで・・・」

堤防の入川口から河原に続く小道。
そこに丈が伸び掛かった夏草を巡回さんは草刈機で・・・ごくろうさまです。


巡回さんが来られた直後から風が出てきました。
ピ~カン、快晴、日差しを遮るモノが何も無い大河の河畔。

ありがたいような、でも長竿で釣りをするには、そうでないような・・・
この風が引き際と見受けました、今日はこれまでとしましょう。


お仕事でもお遊びでも、スランプに陥ったら、”何か変化を付けるべき”。

・・・時間だけ半世紀に渡る、でも、内容は拙い人生経験ですが、斯様に心得て。
次回は何か策を講じましょうか・・・

またまた、策士、策に溺れなければ良いのですが。


<データ>
5月20日 
エサ    :ミミズ
竿      :10m  
仕掛    :針 吉村8.5~7号、 水中糸 0.7号 9m 
         錘 B4~B2号を2個組み合わせ
釣果    :小さなウグイ 2匹のみ
気温    :15~30℃
天候    :快晴、昼前から風
表層水温 :16℃



2017年5月15日月曜日

新緑の郡上 吉田川釣行~こんな日もあります

ご諸兄各位殿


緑が眩しい季節。
よく言われます、寒くも無く、また、暑くも無く。
・・・それは一日を終えての平均値でしょう。

朝方は冷えますが、日中は日差しが強く、寒暖の差が激しい今の時季。
だからこそ、自然相手の「遊び」は厳しく、また、変化が面白いのかも知れません。

・・・皆様、お体にご自愛下さい。

<明宝 口長尾>



昨日土曜日の雨を避けて、午前中のみでも、と繰り出した日曜日の渓流釣り。

雨上がりの翌日。
これならどこへ行っても大漁なのでは?と期待もあり、
短期決戦と相まって勝手の分かる吉田川、その新規開拓に出かけました。

新緑のせせらぎ街道。
郡上明宝は畑佐を少し北に入った口長尾は初めてのポイント。
昨日の雨の影響でしょう、道中は霧が濃く、朝日が昇った山肌にも霞が掛かり。

この辺りの吉田川、せせらぎ街道より幾分の高低差があります。
きっとこんな所には竿抜けが・・・さあ、如何に河原に降り立つか?

そこは蛇の道は蛇・・・
上手い具合に対岸の細道から入渓口を見つけ出し、
砂防堤が作り出す大きな砂岩堆積の淵から釣り始めます。


昨日の積算雨量は二間手で30mm程度。
吉田川の様子は・・・思ったほど流量はなく、どうでしょう中の上?
若干の期待外れです。


<朝一番は深場から>


まだ山影、木陰に隠れ暗い渓流。
小継ぎ・短竿で短めの糸で。

こんな芹出た樹木下、
落ち込み後の緩めな流れ、
そこを丹念に探ります。

が、アタリも何も無く。

でもそれは想定内。
GW明けです。
こんな入渓口近くでは・・・


薄らと濡れた砂地にご同輩の足跡が・・・恐らく昨日は雨上がりの後のもの?


しかしながら・・・
ひとつ目の落ち込み、ふたつ目の落ち込み・・・
入渓口から数百mほどさかのぼりますが、未だにその甲斐、結果が無く。



ようやく陽が差し込み始めた河原。
その明るくなり始めた落ち込みの終端、そこから、6寸程度のアマゴさんです。


・・・ここ最近の展開を考えると、本日は誠にもってスロ~なペース。



明るくなった瀬。

その受け、岩陰、澱みにも、
仕掛けを振り込むのですが・・・
残念ながらアタリ無く。

水量はそこそこOK。
水温10℃、OKでしょう。
錘もこまめに調整・・・



加えて、エサも川虫を試しますが、さしたる展開も望めず、打つ手なし。


このカエルじゃないけれど、お魚も川の中、今週末はGW明けでお疲れ休み??



<流れ下ってきたモノは>

この大イワナ、どうでしょう?40cmオーバーでしょうか?


いえ、決して小生が釣り上げたものでもなく・・・

期待外れ、余りにもの「釣れ無さ」に手をこまねいて、
一服かねがね川面を見つめ思案していたら、
白く長細い物体が上の方からどんぶらこ、流れ下ってきました。

それが、この大イワナさん・・・お腹をお空に向けて。

でも、まだ生きているようで、尾ひれ、胸びれをままヒクつかせ流れていました。
絶命した小魚が流されることならまま見かけますが・・・

一瞬、脳裏をかすめた言葉は「たなぼた」。

浅瀬で追いかけて、たも網ですくい上げ・・・
小生のたも網に入りきらないサイズ!
こんな経験は初めてです。

見たところ、外傷らしきモノは無さそうですが、余命幾ばくかの状態。
サイズがサイズなだけに年代物?大往生でしょう・・・


今の季節の寒暖差、それが身に堪えたのかな~??
それとも、小生のような下手くそな釣り師にいじめられ??

いずれその原因は解りかねますが、
パクパクさせた口元に、ナゼか「もののあわれ」を感じてしまった小生。
先ほどまでの「たなぼた」気分は失せてしまい。


”このまま自然に帰すか・・・”
ミョ~に神妙になって、大イワナさんを流れに戻し、柄にも無く暫し黙祷。


考えてみれば・・・
毎週毎週でのこの渓流釣行、見方を変えれば「殺生物語」かもしれません。

今少し、山、川、お魚・・・
改めて、自然の恵み、万物に感謝の気持ちを持っても良いのかも?



<とは言え、お腹は空きます・・・>


明宝は道の駅。
時刻はお昼チョイ過ぎ。

おじさんが水槽の中のアマゴさん、イワナさんをたも網ですくい上げ、
横の流し台でお料理の下ごしらえ。
お嬢ちゃん達は興味津々・・・お魚には受難な時刻です。


・・・ちょっと、おセンチな週末渓流釣行でした。


<データ>
5月14日 
エサ    :ミミズ、川虫
竿      :4.5m  
仕掛    :針 吉村7.5号、 水中糸 0.3号 4.5m 
         錘 2~1号
釣果    :アマゴ 6寸 1匹のみ  もちリリース
気温    :15~23℃
天候    :晴
表層水温 :10℃