2017年9月10日日曜日

秋アマゴは鼻曲がり~根尾西谷川釣行

ご諸兄各位殿



<ナゼ、お口元がヒン曲がる?>

秋のアマゴは鼻曲がり。
遠い親戚はサケもご一緒です。

この体型の変化、オスのみに生じる現象とのこと。

調べてみると・・・
メスを守るとき、他のオスと”格闘”する場合に有利とか。

産卵期を間近に控え、準備万端!
と言ったところでしょう。

全てのオスのアマゴがこのように”屈曲”した”面構え”になるのか?
どうもそこには個体差もあるようです。


写真下側は先ほどの
”鼻曲がり”は28cm。
(惜しい!!)

上側も同じくオスでしたが、
それほどヒン曲がった様子
でも無く・・・

サイズにも依るのかも?




・・・しかしこれ、人間様も似たようなところが。

「ヒロくん(小生の名前)、本当にカワイイお顔だね~。」
その昔、小生は幼稚園の頃、親戚のおばさんの言葉。

9月生まれは乙女座。
おとなしく素直、若干オチャメでカワイかったヒロくんも、
人並みに社会の荒波に揉まれ、いつしか”毒を吐く”ように・・・

おおよそ、メスを守る、などとロマンチックな理由でも無く。


先日は免許証(ゴールド!)の書き換えに、
警察署でお写真を撮ったのですが・・・ニッコりと笑って。

これがウラ目でした。
流石に”鼻曲がり”では無いにせよ、
お顔が明らかに左右非対称、卑屈な薄ら笑い・・・
左右でヒン曲がった口元、不自然な人相。

”強面(こわもて)”の自負はありますが、ホント、イヤになっちゃいます。


<お魚のたまり場>

根尾川は西谷川。
前回は暑さ厳しい7月の中旬に訪れました。

アサシンさんにご紹介されたこの川。
夏の厳しい季節でしたが、小物中心でもそこそこ数が出て。

勝手な小生の思い込み。
夏期以降、東海地方の標高の低い川ではオオモノは釣れない・・・
この立証確認の釣行です。


今回、瀬・淵から小物のアマゴさんはポツポツと出るのですが、
先回に8寸級が出た落ち込みからは、全くに反応が無く・・・

逆に先回は見過ごした、木陰の落ち込みから先の”鼻曲がり”が。

ブドウ虫にひったくるようなアタリ。
当初は、また小物か・・・と軽く即アワセをしたのですが、
川底で翻る銀影は結構なサイズ!

続く手応えも重量級、間髪入れずに本艦「対潜警報」の発令です!

細糸、スレ針。
慎重に、張らず・緩めず・・・いつもの短くも長い、おチビりな時間。


釣り上げた後、この落ち込みを凝視してみると・・・
朝の斜陽に映し出された淵底。
これまでの淵と違い、ケッコーなサイズさんが未だ淵尻に何匹か!

こりゃ、たま、お魚の桃源郷!
即、臨戦態勢継続です!


それから続く四投目。
これまた川底で大きな銀影がキラリ!

が!
先の”鼻曲がり”で疲れが溜まっていたのか?
アワセの直後、先ほどより一層の重量感の後、チモトからプツり。。。
クッショ~!!

アセった挙げ句、針付けの後の五投目は、淵頭上の小枝に引っ掛けて。

・・・よくあるお話しです。


迂直の計、
空城の計(詳細はまた今度)、
キツツキの戦法(これもまた今度)・・・

戦国群雄割拠が試みた、
浅知恵な小生が知る限りの知略兵法を巡らしたのですが、
残念ながらそれ以降、24cmを揚げたのみ、ウンもスンもなく。

小生、まだまだ修行が足りませぬ・・・


秋の青空。
爽やかなそよ風に、白い雲が流れていきます。

少し強めなその風が、
釣りをするにはまま厄介、
残る暑さを凌ぐには好都合。

いずれ、難しいかな、渓流釣り。



今回の釣行で、
夏場以降は標高の低い川では釣れない、が間違いと知りました。

アサシンさん、ありがとうございます。



<データ>
9月9日 7~12時
エサ    :ブドウ虫、ミミズ  
竿      :8.5m  シマノ 渓峰本流
仕掛    :針 吉村7.5号、 水中糸 0.3号 4.5m
        天井糸 0.6号 3m 
        錘 B1号
釣果    :アマゴ 28cm 1匹
           24cm 1匹
       小アマゴ 5匹は リリース
気温    :15~27℃ 寒暖差が激しく
天候    :晴 流れる雲
表層水温 :17℃



2017年9月3日日曜日

初秋の庄川釣行

ご諸兄各位殿


太平洋は三陸沖を台風が通過した翌日。
予報では朝方までは雨でしたが、夜中に降った形跡も無く。

開け始めた飛騨荘川の空は快晴に薄雲、秋の装いでした。


眺める風景のそこそこにも、赤色、茶色、黄色の色彩が出始め。
乾いた冷たい風が心地良く。

つい先ほど顔を出した朝日。
未だ川岸の堤防が庄川に影を落としています。


・・・もう、この、日影が川面を覆っているウチに。
「木化け・岩化け」がモットーの渓流釣り。
早いところ取りかかりましょう!!


<秋の朝の渓流釣り>


8.5m竿がヒュっと、冷たく乾いた川面の風を切ります。

老眼の身の上には厳しい、日影・斜陽の中での目印確認・・・
その僅かな変化とブルブルの手応え、その最初の”ブルっ”で、即、アワせ。


朝日に照らされ銀色の輝くヤマメさんの小さな魚体。
もう間もなく訪れる”厳しい季節”に備えて、食欲は旺盛です。

・・・食欲の秋。
お魚も人間も、ここは同じのご様子。


<夏の荘川 VS 秋の荘川>

7月の下旬にも訪れた、ここ庄川。
日も変われば様子も変わる渓流釣り。
一ヶ月も時が流れれば、その差はますます大きく。

・・・数は出るのですが、先回のポイント、サイズが出ません。



難しいかな、渓流釣り。

「・・・今日は水量が少ないな。
 流れが太くなる下流側に行けば、何か変化があるのかも?」

作戦参謀の小生意見にご賛同頂き、ノンタンさんと移動。

ところが・・・
河岸を御母衣側に変えたのですが、ますますにもって不調。
小ヤマメさんどころか、お外道様さえ掛からない始末。

確かに変化はあったのですが・・・ウラ目に出ました。
師匠、申し訳ない!


<物の道理・・・秋、お魚は川を登る?>

再び、今度は河岸を庄川の上流は寺河戸川へ。


お相手はマス科のお魚。
その昔、小学校は理科で習った海からのサケの遡上。
涼しくなれば産卵を考えて、お魚は上流に向かうのでは?


長め・大がかりな本流竿を、小継・小回りのきく短竿に持ち替えて。
狙うは落ち込み、岩裏、沈み岩の前後・・・
小渓流は寺河戸川ですが、その規模に反して今日は釣れます!

しかしながら、上がるのは小ヤマメさんばかり。
小振りでもイワナさんのお出ましを期待したのですが、
意外にもヤマメさんばかりが・・・

それでも、御母衣湖から庄川上流部まで、僅か十数km。
この短い区間ですが、そこにも「自然の摂理」が働いているような。



季節の歩みが下界より一歩早いこの地域。

名古屋近辺では秋祭りと言えば10月中旬の行事。
でもここは今がその時期・・・これも自然の織りなす摂理でしょう。
村人の皆さん、行く夏、来る秋、授かり物は豊作・豊漁を喜ばれています。

残念ながら・・・
神様、仏様は、よ~く見てらっしゃいます。
素行の悪いバチ当たり者には、本日は不漁の憂き目が。


<夕まずめは六厩川>

今回の釣行パターンは先回、先々回と入れ替えて、
午前は庄川、午後は六厩川。
・・・六厩川は厳しいであろう、の経緯・考えの元から。

もう、ここまで来ると、この「自然の摂理」に逆らった作戦展開、
申し述べるまでも無く、完全に失敗でした。


深山幽谷、深い山の中を曲がり流れる六厩川。
ここ最近、今年の2回の訪問では比較にならないほど、今日は釣れます。


「こりゃ、朝一番に来るべきだったのでは?」
はノンタンさんのお言葉。



いや、まったく、その通り・・・覆水、盆に返らず。
作戦参謀の「読み」は大きく外れました。


夕まずめの短いお時間。
秋の夕暮れはつるべ落とし。
陽は刻一刻と暮れていきます。


その短い時間でしたが、本日最大、7寸モノのヤマメさんを含め、
都合はヤマメさんばかりで8匹。

時間当たりの釣果も本日最多・・・悔やまれます、六厩川。


集落はおろか、人家も何も無い六厩川は車止め近辺。
ここでの日没超過の滞在は何としても避けたく・・・
ノンタンさん共々、18:00は無念の撤退です。



夏の時期が短い飛騨は庄川。
今年の渓流釣りは他より早い9月9日で終了です。

でも・・・
庄川漁協さんのHPで気が付いたのですが、
ここの雑魚年券、発行日より翌年発行日前日まで有効とのこと。

・・・何とも気の利いた、融通の利くシステム!

来年は年券を購入して、通ってみようかな?



<データ>
9月02日 
●庄川 中畑、牧戸 近辺 6~10時
エサ    :ブドウ虫、ミミズ  
竿      :8.5m  
仕掛    :針 吉村7.5号、 水中糸 0.3号 4.5m
        天井糸 0.6号 3m 
         錘 1~B1号
釣果    :小ヤマメ ウグイ 10匹程 全リリース
気温    :15~20℃
天候    :晴まま鱗雲   

●寺河戸川  11~12時
エサ    :ブドウ虫、ミミズ  
竿      :5.3m (ズームで4.5m) 
仕掛    :針 吉村7.5号、 水中糸 0.3号 3.5m
         錘 2~1号
釣果    :小ヤマメ 4匹 リリース

●六厩川 16~18時
エサ    :ブドウ虫、ミミズ  
竿      :5.3m  
仕掛    :針 吉村7.5号、 水中糸 0.3号 3.5m
        天井糸 0.6号 1.5m 
         錘 2~1号
釣果    :ヤマメ 7寸 1匹
        小ヤマメ 7匹 全リリース
気温    :22~18℃
天候    :晴   
表層水温 :15℃ 


2017年9月1日金曜日

ミミズの養殖~夏場でも太らせるには?

ご諸兄各位殿


これまでも何回か記載してきました、釣り餌は天然ミミズさんの養殖。

http://sidestarwinderjpn.blogspot.jp/2016/05/blog-post_18.html
http://sidestarwinderjpn.blogspot.jp/2016/08/blog-post.html
http://sidestarwinderjpn.blogspot.jp/2017/03/blog-post_9.html

諸先輩方のブログを参考に、プラ製の工具箱で飼育。
今年も晩春には繁殖に至りました。



ただ、昨年も同じだったのですが、問題点がひとつ。

春先に郡上天然を購入・飼育を開始、晩春からの繁殖では、
夏場の時季に”良いサイズ”のミミズさんが不足となってきます。
細かいモノはたくさん居るのですが。

購入先の郡上の釣具屋さんも、夏場は良いミミズが取れないようで、
お盆少し前から毎年で販売されなくなり・・・

晩夏から秋口にかけて、一番で欲しい時季に欲しいモノが無い。

夏場の暑い時期に、如何に良いサイズのミミズさんを育てるか?
これが課題でした。



昨年はこの問題に対して、ミミズさんのエサを”お茶の出がしら”に加え、
・果物の皮
・ご飯の残飯
・野菜くず
など、高カロリーな品物も混ぜたのですが、効果の程は余り無い様子でした。


それよりも、これら”高カロリー”の”副作用”の方が重大で・・・

閉じられた工具箱なのですが、小さな生物にしてみるとスキマだらけ。
いろいろなお客さんが来られます。
小バエにブイ、青カビや白カビ・・・そして異臭、悪臭。

尾張北部の猛暑が重なり、ニオイはさることながら、
品行お下劣な本ブログでも、写真掲載をためらう有様と相成りまして・・・

腐葉土を入れ替えました。



今年はアイデアを、もう一ひねり・・・
人間様と同じで、ミミズさんも暑いと食欲が減るのでは??

こんな推論の元、エサはお茶の出がしらのみとして、
冷却を目的に、今年はお住まいであられる工具箱、それを水に浸してみました。


プラ製の大きなバット、工具箱が浮かない程度に水を張り。
置き場は電動自転車のカバー下、日影で風通しの良い場所です。

溜まったお水も時間が経てば、温度は上がるのでしょうが、
空気よりは上がらないのでは?
それに熱伝達(加熱ではなく冷却と見て)も空気より遙かに良いハズ。


・・・その効果があってか?
はたまた、曇続きの今夏、他条件が昨年と違うのか?

今年はそこそこ、良いサイズのミミズさんが今でも確保できています。



「も~う!今年は玄関先で、本当に良く蚊に刺されるわ・・・
 キンチョーの虫除けが吊してあるのに・・・イヤになっちゃう!!」

鼻息も荒く、家内のこんな苦情を耳にして、ハタと気が付いた小生。


・・・家内に首を締められる前に、
2日に一回はプラ製バットの水を、密かに入れ替える小生でした・・・






2017年8月26日土曜日

飛騨清見 小鳥川釣行

ご諸兄各位殿


初めての川は期待と不安が交錯します。

どんな風景が待っているのか?
釣れるのか・釣れないのか?


釣らなければ・・・なんて、スケベ心なんか持たずに、
今日一日、素敵な山河風景を観て、風に吹かれてのんびりできれば吉!
これくらいに考えれば「不安」なんか、どこ吹く風、なんですがね・・・

スケベで貧乏性な小生、なかなか、そこまでの達観が出来かねます。
まだまだ、人生修行が足りませぬ。


雨上がりの飛騨の渓流。
思ったほど増水・濁流でも無く、良い感じの案配です。


本日もこのお方、お外道様はウグイさんの天下でした。
折角にも日本海側までやってきたのですが・・・

しかし、お外道様に罪は無いですね。

むしろ、あるのは当方。
気持ちよく、涼やかな流れの中、流下してくるご馳走を待っていたのに。
ごめんなさいね、ほんと。


でも・・・この小鳥川、渓流なんですよね?山の中の??
成金趣味なお屋敷はそのお池、では無く。


生物学的にはお外道様はウグイさんの親戚なんでしょうが、
なぜ、ここに斯様に巨大な、色鮮やかな錦コイが、しかも悠々と・・・??

頼むから、小生の流したエサに掛からないでね!




長竿片手に麦わら帽子。
腰まで水に浸かり、岩肌護岸の急流を慎重にさかのぼり。
コイ科のお魚では無く、マス科のお魚を求め幾千里。


そして、ようやくのお目もじ・・・
そうです!小生は君を待っていたのです!


お魚との出会いの場、そこを見上げれば、遙か頭上を高速道路が・・・
これには、お魚もビックリ、でしょうね。


たまに聞こえる車の走行音。
それに負けない、
川のせせらぎ&ツクツクホウシの蝉時雨。

河原のススキが涼しい風に吹かれていました・・・





本日は当初、長良川は前谷川の出合ポイントの予定でしたが、
折からの豪雨で奥美濃の川はカフェオレ状態。

思い切って分水嶺を越えたら、そこは秋の入り口。
今週末も、のんびり、出来ました!

・・・今宵は尾張北部も涼しい夜です。



<データ>
8月26日  
エサ    :ミミズ、ブドウ虫
竿      :7m シマノ 渓峰尖
仕掛    :針 吉村7号 
         水中糸 0.3号 4.5m 
         天井糸 0.6号 1.5m
         錘 1~B1号
釣果    :ヤマメ 7寸弱 1匹
        6寸以下 小ヤマメ 4匹
        ウグイ 8匹   
        全リリース
気温    :18~28℃
天候    :薄曇りから晴  
表層水温 :18℃


2017年8月20日日曜日

晩夏の馬瀬川上流釣行

ご諸兄各位殿


お盆休みも残すところあと二日。
前半戦の高原川&双六川は、まずまずの釣果でした。

行く夏を惜しんで、涼しげな川風に吹かれたく、後半戦は馬瀬川上流へ。



<早朝は朝霧に濡れる馬瀬川>

通い慣れた馬瀬川上(かおれ)は出合橋から上流。
馬瀬川のこの辺り、国道はトンネルを走り、旧道だけが川沿いに。
邪魔にならない大きめな駐車帯にハスラー号を駐め。

昨夜はこの上流は大原で数十mmの積算降雨量。
心配しながらパスカル清見、老谷近辺と馬瀬川の水位を見てきましたが、
それほどでも無く、かえってアマゴ釣りには良い案配です。

全てをしっとりと濡らした朝霧の中、エメラルド色の流れは力強く。
陽も未だ山影、予想通りの涼しい風が心地良いです。



駐車した近くの入川口、その直下の流れ。
いかにも釣れそうな雰囲気なのですが、
残念ながら今までここで、良いサイズにお目に掛かったことは無く。

・・・でも、流れだけ見ていると、ど~しても、竿を出したくなっちゃうんです。


案の定、お迎え頂いたのは、小アマゴさん。

ん!良い引き具合!こりゃ・・・




やっぱり君か!
サイズだけは申し分ないのですが・・・

晩夏の馬瀬川上流。
小アマゴさん、
お外道様はウグイさん。

五感から感じる風景、感触、香り以外にも、
その引き具合が、
移りゆく季節を味合わせてくれます。






入川口近くの流れを諦め、今日もまた、旧道を上に向かって歩みを進めます。



<増水時、渡河はご慎重に・・・>

次の入川口。
ここの流れはトロ場、対岸へ渡河して上流へ向かうのが上策。
でも残念、今日のこの入川口の脇、既にご同輩のお車が。

「この少し上の”落ち込み”は絶対に外せないな。
 ”二番煎じ”でも良いから、がんばるか・・・問題は先行ご同輩の”お作法”かな?
 ルアーさん、フライさんなら、まだ当方にも勝機あり。
 同じエサ師さんだと・・・小生の技量じゃ”技術的”にツラいな~。
 まあ~、そんときゃ、そん時!!」
 

河原に降りても、そのご同輩のお姿は無く・・・既に上に登られた?
お目当ての”落ち込み”は左手の岩の向こう側、早速にも渡河に・・・

ところが、今日の馬瀬川は雨上がりの増水。
いつもは渡れるポイントが・・・少々、キツ目。


下を望むとトロ場を終えて始まる早瀬。
経験上ですが、水の動きが速くなる、その直前に砂・小石は溜まりやすく。

・・・やっぱり、一旦、早瀬の始まる際まで大きく迂回。
身長175cmの小生、釣りベルトまで水に浸かれば、何とか渡河は可能。

・・・当然、ウエットの中のパンツはビッチャビチャ。
夏の渓流釣り、濡れることを臆していては楽しめません!


<ご同輩のお姿は・・・>

どうにか渡河を終えて、お目当ての”落ち込み”へ。


何年か前、師匠ノンタンさんと、ここで爆釣でした。

さあ、始めましょうか・・・の前に、今少し上流を確認。
先行のご同輩が居られないか?居られればお声掛けを・・・

屈曲する川の流れの向こう側をのぞき込み。
あっ、見えます、人影が・・・ご同輩です。

ところが・・・

ご年配とお見受けするそのご同輩、緑豊かな山の中の河原、
下は白いお尻丸出し、上は下着一枚です。
まだ当方の存在に、お気づきに成られていないご様子。

・・・ご老体の身の上に、何が起きて、なぜ斯様な仕儀なのか?

おおよそ、察しは付くのですが、ここは、あえて「武士の情け」。
お声掛けは差し控え、屈曲する川の流れのこちら側、釣りを始めます。



<本日のハイライト>

ご老体の脇には長竿・・・エサ師さんの模様です。

”アッチャ~、こりゃ、厳しいな。”

ともあれ、
B1号の錘に付け替えて、落ち込みから加速する激しめな流れに。
白泡が消える近辺、目印が落ち着いて・・・

と!アタリです!
アワセで返す引きは良い具合!
加速された流れが加わっている、と仮定しても!

流れに沿って下流側に逃げるお相手。
しかし、食い込んだスレ吉村は、そう易々とは放しません。

・・・いつものように、スリリングで、かつ、チビりそうな、短くも長いお時間!

慎重に引き寄せて、落ち込みの段差越え、あと僅か2m程ですが、抜きます。

たも網に収まり頂いたお相手。


お腹の膨れた良いサイズのアマゴさんでした。



<ご老体、余りご無理を成されずに・・・>

このアマゴさんを友舟に納めている最中、
「こんにちは」
とお声が掛かり。

・・・先ほどのご年配はご同輩です。
・・・既にパリっと上下は釣り姿。

ご老体 「いや~、河原で転んで、ずぶ濡れですわ・・・」
   ああ、やっぱり。

ご老体 「良いのが釣れましたね・・・もう上がりますんで、ここ、どうぞ。」
   ビクの中身を拝見しましたが、7~8寸が5匹ほど。

・・・先ほど小生が釣り上げたアマゴさん、ラッキーでした。

小生 「ありがとうございます。お気を付けて・・・」

その後、小生と同じく、キツ目な瀬始めをゆるり、ゆるり、渡河されるご老体。


いや、こんなことを申し上げては、非常に失礼なのですが・・・
なんか、こう、危なっかしくって。

見ているこちらがヒヤヒヤ・・・
流れ行く当方の目印なんか、とても見てられません。
しばし、行く末を注意深く拝見。

・・・それでも、無事に渡河を終えられたご老体。


でもまあ、小生も、実は、あのご老体と同じなのかも知れません。
いくつになっても、歳を重ねても。
冒険心、探究心・・・あの岩裏には、向こう岸には、一体、何があるのか??
川でひっくり返って、ズブ濡れになって、お尻丸出し・・・それでも、なお楽しい。


人様にご迷惑をお掛けしては、それは流石にいけませんが、
遠間から小生がヒヤヒヤ・ドキドキしながら見守るくらい。

ご老体、がんばってください!



<データ>
8月19日 7~11時
エサ    :ブドウ虫、ミミズ  
竿      :8.5m  シマノ 渓峰本流
仕掛    :針 吉村7.5号、 水中糸 0.3号 4.5m
        天井糸 0.6号 3m 
        錘 1~B1号
釣果    :アマゴ 27cm 1匹
       小アマゴ ウグイ 十数匹 リリース
気温    :20~25℃
天候    :晴まま曇
表層水温 :17℃