2017年6月20日火曜日

雨降り前の長良川

今日は久しぶり、所用でお昼前から郡上まで。
私的な用事では毎週ですが・・・

時刻はお昼時、いつもの美並の道の駅、日傘のベンチで長良川を望みながら、
コンビニのサンドイッチを頬張ります。


先週末とは少し違う今日の長良川河畔。
乾いた北風ではなく、湿った南風が頬を伝わります。


天気予報では今宵から、待ち焦がれた雨のご様子。
どことなく、長良川もその雨を待ち望んでいるような・・・


しばし、
アユ師さんのお手前を拝見。

竿でオトリを操るのでしょうが、
なかなか竿が上がりません。

厳しいんでしょうね・・・

お空は曇空。
河原で時を過ごすには
持って来いなのでしょうが。



いつも渓流釣りで楽しませてくれる川。

ポ~っと川を眺めていると、果たして、川にとって自分は何者なのだろう?
などと、何ともたわいの無いことを考え出す昼下がり。


今日は水辺の傍観者。
あるときは水で喉を潤して頂く一市民。
そしてあるときは渓流エサ釣り師。

・・・起きて半畳、寝て一畳、天下とっても二合半・・・

釣り上げて、持ち帰るお魚の数、それは多くて数匹。


当然ですが・・・
コンビニのおにぎりの包み紙、ペットボトルなどゴミは持ち帰り。
タバコは吸うけれど携帯灰皿で。

はせ参じるお車は、チープなエコカーの軽自動車。


まあ、あえて「負の要素」を申し述べるなら・・・

歳も歳、最近「キジ打ち」が近くって。
特に川の水に浸かって釣りをしていると冷えてきて・・・これだけはご容赦。

でも「小」ですよ「小」!
Mな小生、さすがに「大」はガマンの子であった!


誠に川の環境、それに与えるインパクトが最小限な釣り師。

・・・でも、ほんとは、もう少し釣れたらな、悲しいかな。


さあ、今宵の雨に期待して今週末、湿った南風に吹かれてナメクジ野郎!
何処へ行こうか!?風任せ!






2017年6月18日日曜日

空梅雨の長良川釣行

ご諸兄各位殿


「こりゃ、渓流に行っても、水が無くて釣りにならんな・・・」

夕方、帰宅する車内はバ・カーナビ嬢、毎日18:50ころからはNHK天気予報。
・・・いえ、決して「見ている」のでは無く、「聞いている」のです、ハイ!?

週間予報では連日での晴マークが並んでいます。


ズバリ、空梅雨。

先週の馬瀬川も散々たる有様でした。
お天気の為ばかり、とも言えませんが・・・

「支流に分け入っても勝機ナシ。となると・・・渇水でも水量のある本流かな?
 深場で長竿、先方との距離さえ取れば多少なりとも勝算が・・・」

こんな一人作戦会議の元、昨日は長良川本流へ行ってきました。

折角の週末、渓流の爽やかな雰囲気も味わいたく、
しかも日差しの厳しい今の時期、全日での炎天下は体に堪えます。

適度に山影に隠れた、「癒し」を求める中年オヤジ向きのポイントは・・・



<目に眩しい、青空と川面>

白鳥高原駅の長良川鉄道を横切り、長良川に掛かる吊り橋の袂。
そこにハスラー号を駐車して入渓します。

昨秋の終盤に訪れたここ、その時はおチビさんばかりの釣果でした。
橋から上流は瀬が続きます・・・
最初の写真のようにチョロチョロの流れ、本日は期待できません。

して、ここから下流に向けては・・・
川東側は落ち込み・淵が続きます、今日の期待するポイント!


通常時の水位を示す岩に残された白い痕跡。
期待するポイントも常時より川幅が狭く・・・竿は小継7mを選択します。

一旦、長良川を下流に下れるまで下り。


この淵の落ち込みから始めます。

・・・空梅雨。
お空は快晴、青が眩しく、抜けるよう。
乾いた風がまま強く吹き。




アタリ、釣果はあるのですが、
その主役はお外道様。
まま小アマゴさんが交じります。

そんな中、
こんな木陰の深場から、
しっかりとしたアタリが。

小継7m竿が絞られます。
・・・小気味良い感じです。



たも網に収まったお相手は・・・今週もデンデン・アマゴさん。


お魚には申し訳ないのですが、背景の岩の白、輝く魚体の銀色。
そこに降り注ぐ強い日光から、たも網の中では上手くカメラの露出が得られず・・・

しばし、岩の上でガマンを頂き。



<意に介さず、珍客が・・・>

毎週毎週での小生の渓流釣行。
当の本人、ただ単に一心不乱、川に釣り糸を垂れているだけ、のつもりですが。
毎度、いろいろと出来事・珍事が・・・小生、何か「持っている」のかも?

・・・いや、粗忽、拙速、初級者たる所以。

お外道様の尻ヒレに針掛かり・・・これは良くある出来事。


さすがに・・・
これは初めてです、ミミズさんでアユが釣れました!
しかも結構なサイズ!

ご諸兄のブログ、そこでの表現を拝借すれば、手応えはギュンギュン!?


写真は針を外した後なので、
ミミズは映っていませんが、
確かにアユの口元、
ミミズと針がしっかりと掛かり。

川コケはヌルヌル。
アユさんのお口に合わず、
食べるものが無くて?

ご経験豊かなご諸兄なら、
ひょっとして「アユのミミズ食い」はアリなんでしょうか?


もちろんですが、このアユさんは直ぐにリリース、水中を走って行きました。
ピンボケ写真で恐縮ですが、アユさん、側面に火傷のような跡が・・・冷水病?


こちらのアユ師さんと、少しおしゃべりしたのですが、
釣れるアユ、いずれもサイズは小さめとのこと。


・・・各位様も雨が望まれる昨今です。




<今週も夕まずめはサツキ狙い>

午前中は奥美濃は郡上白鳥の長良川で。
一旦、装備を仕舞いR156は下道を南下、大和の道の駅で温泉に。

その後、R156と長良川を挟んで反対側、県道の山影は待避線でお昼寝。
・・・林間からヒンヤリとした風が車内に流れてきます。

聞こえる長良川の調べ、駆け抜ける涼風、くつろぎのひととき。


郡上美並は先週末のポイント、夕まずめのサツキさん狙いですが、
主な結果はこれ。


たも網の中、とぼけた表情、下目使いのお外道ウグイ様に睨まれて。
いや、でも、良い引き具合でした。

・・・さすがは本流、清流は長良川。

掛かるお外道様も大モノでした。



<データ>
6月17日
*白鳥地区* 
エサ    :ミミズ、川虫
竿      :7m  
仕掛    :針 吉村7号 
         水中糸 0.3号 4.5m 
         天井糸 0.6号 1.5m
         錘 1号
釣果    :アマゴ 25cm 1匹
        良いサイズのアユ 1匹    
         小アマゴ お外道様 多数 
気温    :14~30℃
天候    :ピ~カンの青空 乾いた風  
表層水温 :17℃

*美並地区*
エサ    :ミミズ
竿      :10m  
仕掛    :針 吉村8.5号、 水中糸 0.7号 9m 
         錘 B3号
釣果    :結構なウグイ 1匹 他お外道様 数匹
気温    :25℃
天候    :晴れ
表層水温 :20℃ 






2017年6月11日日曜日

長良川 夕まずめ サツキマス釣行

ご諸兄各位殿


「アマゴ釣りなんですが、そこの下流に入っても良いですか?」
「ええ、構わんですよ。」

郡上美並の長良川。
先週からアユ釣りが解禁。
川沿いにはたくさんのアユ師さんが、がんばって居られます。


お昼過ぎまでは馬瀬川の上流でイワナ釣り。
明宝の道の駅でゆっくりとお昼寝をした後、本日の夕方はサツキ狙いです。

釣りたいポイントのお隣でがんばられる、アユ師さんにご挨拶をして。


<考えた末の秘策・・・?>

毎回毎回でのボ~ズなサツキマス釣り、先月もご多分に漏れずの貧果。
何か秘策を講じる必要が・・・

で、今回は夕まずめ狙い。

それのどこが秘策なのか?
正直、自分自身も良くわかりません。
ただ・・・
先方的に、サツキマスも生き物、夕方になればお腹が減るのでは?
また当方的にも、時間が変われば、気分も変わるのでは?

変なジンクスを無くしたく、ただのゲン担ぎかも・・・
そんな運・不運に左右されるような、サツキマスは難しい対象と思い。



<本日の長良川>

一昨日、雨が降ったのですが、思ったほどの雨量でも無く。
馬瀬川と同じく長良川も渇水気味です。

このポイント、川は自分から見て、左から右にゆっくりと流れています。
そこへ右から左へ振り込んで。
着水直後、目印が川の表面、引っ張るように。
次に竿の動きを反対向き、川の流れに添うように左から右へ変えて。

・・・徐々に目印が立ってきます。

水深があるこのポイント、オモリ先行で沈まれては糸絡みの元。
仕掛けが落ち着くまで距離と時間が必要ですが、斯様な振り込みを。


問題は目印下の長さ・・・深くて川底が目視できません。

糸長さ全体の1/3、約3mで流してみると表層と同じような速度。
4.5mくらいだと、あるところで目印が止まってしまい。
長過ぎの底付き?

結果、3.5~4mの位置で微調整、何度も振り込み流します。
丁寧に、丁寧に・・・



<ついに、その時は来た!?>

ストイックに同じ場所をかれこれ10回目くらい。
・・・と、アタリです!

午前中の馬瀬川でのイワナ釣りと違い、重めのガン玉と長めの針までの距離。
そこから出るアタリは馬瀬川のイワナさんとは違います。

こう、何と申しましょうか・・・
「ピクっ」では無く、若干でスローな感じ、「ピクん」の表現が合うのかどうか?


本日、たかだか10回程度でのアタリ、またウグイ様かな?
と思いつつ、軽くアワせると・・・

すわ、先方は川の底を鋭く走り出します!!

「うお?何じゃ??・・・こりゃ、ウグイさんじゃない!」

気が付けば10m竿が弓なりの三日月!
間違いなく重量級、引きの馬力が決定的に違う!!
川底で見え隠れする銀影、その移動速度が圧倒的に早いこと!!

「・・・これがサツキマス??」

とにもかくにも、竿を上流側へ斜めに立てて。
幸い、足下は大きな岩場の上、踏ん張りを効かせ。
本流長竿の弾力、0.7号ナイロンの伸縮に託し、先方の疲労を待ちます。

く~、竿が重い~、耐えろ!!

・・・しかしながら、1分ほどのやりとりで、お相手は徐々に揚がってきました。

「聞いた話じゃ、数分間は格闘が続くと・・・違うな、サツキさんじゃない。」

薄暗い川底から覗ける、銀影のお相手さんのお顔は・・・
レインボー特有の頬紅も無く、いや、マス科特有の端正な顔立ち!

小生のチンケなたも網、それに尾ひれをはみ出しながら、
何とか収まった怪物・・・

長良川名物、デンデン・アマゴでした。

でも、ただのデンデンさんじゃなく・・・


尺上は間違いないのですが、側面に直り掛かった大きなキズを持ち。
額に残る向こう傷・・・旗本退屈男!?メスでしたが。

ウロコの剥がれ具合と言い、しかし、風格はまさに百戦の猛者。。。




・・・お持ち帰りは家での後測、12寸は36cm!
自己記録を更新です!

「お~、やりましたね~、上手いもんですね!」
背後からのお声掛けの主は、お隣のアユ師さんから。

正直な小生、先週の高原川、先々週の石徹白川での貧果が脳裏を横切り、
思わず口をでた言葉が、

「いえいえ、ほんと、まぐれです。。。」


その証拠に更に30分ほど、このポイントで粘っても・・・


吉村8.5号に似つかわない、小さなお外道様・・・
まあ、こんなもんです、真の実力。

結論からして、今回も「残念なサツキマス釣行」でした。


<ごめんなさい>

いつもは小生、釣行ポイントは近くの橋の名前、ランドマークを告げるのですが。
・・・いえ、それ、決して「浮気のアリバイ工作」と言う訳では無く。

故あって、風景写真も少なく、今回だけはご容赦下さい。



<データ>
6月10日 
エサ    :ミミズ
竿      :10m  
仕掛    :針 吉村8.5~8号、 水中糸 0.7号 9m 
         錘 B4号
釣果    :アマゴ 36cm 1匹
         小さなウグイ 1匹
気温    :25℃
天候    :曇
表層水温 :20℃ 本流の表層は、ほぼ限界値?



馬瀬川上流 イワナ釣り

ご諸兄各位殿


深山幽谷の馬瀬川上流、V字に削られた深い渓谷。

慎重に、慎重に。
下界から人っ子一人居ない朝の渓流に降り立ちます。

皐月5月に芽吹いた新緑も、水無月6月にはその色も濃くなり。
渓流釣りには楽しい季節です。


一昨日の雨量はさほどでも無い様子、河原の石は白く輝いて。
水無月、雨が望まれます。


それでも、岩と岩をすり抜けて流れ下る清流、
段々で連続する落ち込みを一つ一つを丹念に探っていくと・・・
イワナさんがこんにちは。



小生、この辺りからは未開の領域です。
立ちはだかる奇岩の壁を登り乗り越え幾千里。
川はまだまだ続きます。


先ほどまで、ぽつぽつと釣果はありましたが、ここ暫くは寂しい限り。


気が付けば、河原の砂地に2種類の足跡が。
ひとつはシカさん、もう一つは・・・ご同輩。
どちらも比較的に新しいご様子。

どこかに小生のあずかり知らない、入渓口があるのでしょうか?


遙か上流を眺めるのですが、見える範囲にはシカさん、ご同輩の姿無く。


その優秀なご同輩の後塵と、粗忽な小生の所業が重なり、
接近戦が要求されるV字渓谷での渓流釣り・・・
今週もサッパリな釣果。

・・・景色には癒されるンですけどね。

早くも時刻はお昼少し前。
この河原の川石に腰掛けて、コンビニのおにぎりを頂きます。


まだまだ馬瀬川、先は続くんでしょうが、今日はここが折り返し。
昼食後に装備を片付け、知る限りの本日の入渓口に戻ります。

下流に向けて引き返す途中、前方からご同輩がさかのぼられ。


ご同輩は若者のルアーマンさん。

ご挨拶と短い会話の後、
さかくだる小生、極力、水から離れて歩いてきたこと、お詫びと共に申し付け。

お気を付けて・・・を、お互いの別れの言葉に。



日の長い季節。
午後夕方からは長良川で本流釣りです!


<データ>
6月10日 
エサ    :ミミズ、川虫
竿      :5.3m  
仕掛    :針 吉村7.5号、 水中糸 0.3号 4.5m 
         錘 2~1号
釣果    :イワナ 8寸と7寸 各1匹
気温    :12~20℃
天候    :曇
表層水温 :14℃





2017年6月10日土曜日

あじさいの花


今年もまた、箱庭にアジサイの花が咲き始めました。

GW後くらいからつぼみが出始め、6月の便りが届くころ、ちらりほらり。
毎年の変わらぬ出来事。

渓流釣りが始まる春先はウメの花。
釣果たけなわの初夏はこのアジサイ。
  ・・・そのハズなんですが。
暑さに負けず、がんばる盛夏は夏草とセミの声。
そして、シーズンが終わり、強者どもが夢の後、秋のキンモクセイ。

小さな箱庭ですがいつも賑やかです。


季節の移ろい、四季の変化。
渓流のお魚もそれは同じです。

寒くて釣れない春先。
お腹が膨れたお魚は初夏。
チビ・アマゴが絶え間ない夏。
そして、大モノ、重量級の秋口。

釣行から帰り、お道具を洗い。
箱庭の物干し台に吊す、蚊取り線香が香る夕刻。

季節の花が今日一日、河原での出来事を思い返させます。





2017年6月6日火曜日

初夏なのに寒かった 高原川釣行

ご諸兄各位殿


「一人旅ですか?」

温泉上がりの民宿の食堂。


小生が夕食のため着席すると、浴衣姿のおじさんからお声掛けが。

本日のご宿泊は小生を入れて3組のみ。
お一人がこちらのおじさん、もう一組は軽トラで2人連れの若者。

お声を頂いたおじさん、聞けばすでにご定年を迎え、札幌がご自宅とのこと。
そこから自由気まま、自家用車にて下道で全都道府県をご訪問中。
今朝は奈良から、今夕はここ奥飛騨、そして明日は那須塩原へ。

・・・優雅ですね。

かくいう小生、既に指折り数えれば、両手で済む年月で定年なるお年頃。
めでたくもその時を迎えた暁には、今日のような悪天候はそつなく回避、
好きな曜日に好きな天候、夜討ち朝駆け、一層に渓流三昧に勤しむ覚悟!

歓談夕食で、お互いに旅の労をねぎらった後、またまた温泉へドボン。
今日の苦戦を明日の善戦に替えるべく、早めに床に就きます。


<寒い朝、さあ、どこに向かおうか・・・>

翌朝は4:30に起床。
簡単に自前の朝食を済ませ、往生際悪くもう一回の温泉の後、渓流に繰り出します。

ハスラー号の外気温は4℃を表示、6月の初夏に冷え込んだ朝です。
でも、お空は快晴、風もなく。
ただ、若干は水が引いたものの高水は高水の蒲田川。

「ここ栃尾温泉は標高が高いから寒いな~。下るか、高原川を。」

軽巡ハスラー号は神岡方面に進路を取ります。
途中の国道沿い、ぽつぽつとご同輩の車がポイント毎に駐車中。
皆さま、冷え込む朝の高原川で頑張って見えます。

昨日のトヤ峠を降りた際、高原川を渡った高原橋、そこから川を覗きます。



いい按配の渓相は高原川、ここも若干の高水ですが、ヤレなくもない様子。

「よし、ここにするか!」

橋を渡って国道の対岸、畑わきの木陰に駐車して周囲の様子を探ります。
農家さんの庭先から高原川沿い、杉林は山中に入り込む小道を見つけ。

・・・つたない経験からですが、この手の道はまず川へ降りられるかと。


木こりさんが使うであろう山道小道、
木々の中、林道を歩いていきます。

眼下の高原川へは急斜面下を10数mほど。
どこかに降りられる糸口、
それが必ず出てくるハズ・・・

早朝の林道、歩みを進めます。
お腰につけた熊鈴がチリン・チリン。

・・・ありました。
斜面が僅かに緩やかになった場所。
ここなら何とか降りられそうです。

慎重に落ち葉、草木の土斜面、
そこをゆっくりと、確実に下り・・・


河原に降り立ったのですが、振り返れば周囲は似たような木々ばかり。
退渓口を見失わないよう、目印として木にコンビニのビニール袋を括り付けます。


・・・もちろん、退渓時には回収を忘れずに。


<高原川は高原橋上流、独断場!>

案の定、昨日の雨以降、いや、ここ暫くはご同輩が訪れていないポイント!
足跡もなければ人が存在した形跡は全く感じられません。

さあ、始めましょうか!高原川はその本流、二日目釣行!
まずは落ち込み後の淵から!

エサのミミズさんを針先につけ、10mの本流竿を存分に振りかぶります。
B2号の錘は飛距離十分、戦艦は砲撃戦の展開です!

”打ち方、始め~!!”

朝日に照らされ眩しい川面。
エメラルドの水が目にしみます。


・・・と・こ・ろ・が。

意気込みまでは良かったのですが、振り込み繰り返すこと2回3回・・・
数回も同じ場所を流すのですが、ウンもスンも無く。

「ふっ、まあこんなもんよ。よし、釣りあがるか。ポイントは無尽蔵じゃ!」

陽が差して明るくなった河原をさかのぼります。


川に向かって繰り出す一刀一打。
丁寧に、そして正確に・・・されながら。。。

段々瀬の中段は緩衝地帯・・・アタリなし!
国道下のコンクリ岸壁際・・・アタリなし!
次の落ち込み下の白波際・・・アタリなしのなし!

「く~、なんだか本当に単調な砲撃戦・・・」

しか~し、この落ち込みの流心白波の間隙、仕掛けを振り込み馴染ませ、
十分に錘が底付きしたであろう、そのタイミングで・・・

アタリです!

刹那に、慎重に、
僅かに糸を送り込み・・・

逃さんぜヨ、このチャンス!

アワさせていただきヤス・・・
で、掛かりました!!

先方被弾は巡洋艦?
川底を元気よく上へ下へと走り!


感触からそこそこのサイズさん、お外道はウグイ様ではないご様子!
水中糸は細糸の0.3号、慎重に駆け引きの末、徐々に揚がって参りました!
水面際で引き抜いて、たも網にフィニッシュです。


お出ましになられたのは、後測28cmのきれいなイワナさんでした。

先の石徹白川のニジマスさんに引き続き、残念無念は尺足らず・・・
いやしかし、いい引き加減でした、好敵手!


<今日もまた、お後が宜しくないようで・・・>

2匹目を期待して、この落ち込みの残るスジでがんばるのですが・・・
いけません、本日も後が続かず。

落ち込み上の瀬尻で川虫を捕らえ、試行錯誤を繰り返すのですが。


その落ち込み上、高原川は表情を変え、瀬は広い広い川幅に。



瀬に点在する岩陰、弛み、受け、揉み合わせ・・・虱(しらみ)潰しも甲斐がなく。
ようやく、その広い瀬の上流、緩め深めの流れの川底から、
お出ましになったのは・・・


アタリ前田のクラッカー・・・若い人は知らないっか。。。


<引き際はお間違えの無いよう>

先のイワナさんを揚げたころから、またぞろ、風が吹き始め。
そして今また、お空は雲に覆われて・・・雨が降り出しそうな雰囲気です。


・・・いけません、雨に降られると、あの退渓口は土斜面、登れなくなります。

”艦長、ともすると、退路を断たれます。ここは忍んで撤退すべきです!”
心の中の副艦長が意見を具申。

残念、大事を取って、まだお昼少し過ぎですが、本艦は戦線離脱です。



林道を農家さんの庭先まで戻ると、おばちゃんが畑仕事の真っ最中。
近隣の方にはご挨拶すべきは渓流釣り師。

小生    「こんにちは。」
おばちゃん 「釣れましたか?」
小生    「はい、一匹だけ・・・」
  苦笑いの小生。
おばちゃん 「今朝は冷え込んだからね~、ごくろうさまです。」
  どこまでも、屈託のないおばあちゃんの笑顔。

初夏なれど、また今年も厳しい天候に左右された、高原川釣行でした。


<データ>
6月3日 
エサ    :ミミズ、川虫
竿      :10m  
仕掛    :針 吉村7.5号、 天井糸 0.6号 4.5m
        水中糸 0.3号 4.5m 
         錘 B1~B2号
釣果    :イワナ   28cm 1匹
         ウグイ   1匹 もちリリース
気温    :4~15℃  
天候    :曇ったり日が差したりの強風
        雨が保って幸い
表層水温 :10℃



帰路は大坂峠経由で飛騨国府へ・・・トヤ峠はこりごりです。